本日の日経平均は反落。寄り前発表の日銀短観における業況判断DIが8四半期ぶりに悪化したもののコンセンサスを上回った事や好テクニカル、新年度資金の流入などを追い風として、昼過ぎには21,597円(+143)まで上昇。しかし、引けにかけてはNYダウ先物の軟勢や「先週末のお化粧買いの反動」が重しとなり、一日の安値で取引を終了。東証1部の売買代金は概算で(今年最低の)1.67兆円。

東証主力株は半導体が堅調だった以外は売り優勢。中小型株は 5704 JMC、8927 明豊エンター、7776 セルシード、2666 オートウェーブ、4736 日本ラッド、9698 クレオなどに短期資金が流入。

日経平均 21,388円 −65、Topix 1,708 −7
225先物(3月限)21,430円 為替 106.31円/ドル
NYダウ先物 24,069ドル −78

■ テクニカル : 連日の10日線超えにより3/26安値20,347円での底打ち感を更に強めた一方、1月以降の高値を結んだレジスタンスラインの突破に失敗したため、反騰トレンド入り期待は盛り上がらず。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 7965 象印
第1Q業績は通期の4割強の進捗率に。先週動意づいていますので割り切り対象でケア。

△ 6955 FDK、5218 オハラ
昨日のメルマガ銘柄。欧州を中心に中国や米国においても電気自動車の普及競争が激化しています。テクニカル改善に際しては短期・中長期双方で注目。

(余談ですが・・・)昨年からの各国の堰を切ったようなEV傾斜の背景には、リチウムイオン電池の性能向上に加えて、昨年3月の石油業界の帝王D.ロックフェラーの死去と新体制の強化に手間取っている経緯が深く関与しています。すなわち、欧州ロスチャイルド系によるロックフェラー系の勢力減退、ついでに 日本の「ハイブリッドや燃料電池の世界標準化の目論み」を壊滅させる狙いがあると判断しています。前者に関しては同じ穴の狢だけに手加減をすることはあっても、後者路線は強化されうる環境です。

よって、現状でのリチウムイオン電池関連以外の大半の国内自動車関連銘柄の長期投資はハイリスクと考えます。お含みおきください。

☆ 3665 エニグモ
3/26 1,400円 → 3/29 1,580円 +180 12%上昇
先週末1,491円までの下落過程での一部買い直し → 本日1,600円台での●割程度の再利確...と展開中。「逆襲+アルファ狙いのきっかけづくり」の役割は概ね終えていますので新規買いはおススメできませんが、安値圏から入っていただいてる方は「好トレンド銘柄を大切に」の全体戦略からも (安易な乗り換え重視策ではなく)押し目買い直しに注力するのがおススメ。

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現在☆★新規買い対象銘柄は3つ。
           
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では 本日もお疲れ様でした。お帰り前にこちらも是非!