前場の日経平均は急反発。米国によるシリア攻撃リスクの低下を好感して一時21,917円(+257)まで上昇すると、買い一巡後も21,800円台でしっかりと推移中。東証主力株はトランプリスクの緩和が買い安心感を高めた事で、直近の「日経高 → 循環物色」とは異なり、9104 商船三井、6305 日立建機、7012 川崎重工、5801 古河電工、6770 アルプス電気、6762 TDKなど海運・機械・非鉄・半導体を中心とした‘買われるべきセクター’が堅調に。

中小型株は 7725 インターアクション、6183 ベルシステム24、7599 IDOM、2303 ドーンなどに短期資金が流入。主役クラスは依然として低迷しているものが目立ちますが、日経&東証主力の流れが変われば資金流入は時間の問題となりそうです。

□ 午後の展望 : 強含み
トランプリスクの緩和と週末のポジション調整が交錯する21,700〜21,900円台前半での持ち合いがメイン。ドル円が4/5の戻り高値 ≒ 107.50を超えるようなら、先物主導で22,000円を試すシーンに期待。リスクシナリオとしては中国3月貿易収支をきっかけとする戻り売りラッシュ → 21,700円割れに要注意。

■ 午後の戦略 : ポジション調整 & 押し目買い!
日米株式市場ともに需給面の底堅さが顕著になっている反面、トランプ氏を中心とする政治不安は継続中。よって、ストレス玉の大胆な縮小により3割前後の余力確保を優先したら、(寄り前にお伝えしたように)引けにかけてのマイルドな下落局面は毅然と買い向かっていきたいところ。

★☆Sラボ銘柄も従来戦略を踏襲。前日比約4%高となっている★ 水曜からの新主力銘柄をはじめ、細かい利確はお任せしますが、現状の基本スタンスとしては「乱高下を繰り返した後の上値模索トレンド入り」を念頭に、押し目買いに重点を置くのがおススメです。

では 午後もよろしくお願いします。