本日の日経平均は反発。トランプ大統領によるSNSでの「シリアをいつ攻撃するかを言ったことはない」発言が買い安心感を高めて21,917円(+257)まで上昇すると、買い一巡後は21,800円を挟んで週末のポジション整理と押し目買いが交錯。

東証主力株は、5801 古河電工、5706 三井金属、9101 日本郵船、9104 商船三井、3436 SUMCO、6770 アルプス電気、6762 TDK、6301 コマツ、7012 川崎重工など外需系景気敏感セクターを中心に堅調に推移。中小型株は、短期資金の東証主力シフトの煽りを受けて伸び悩んだものの、直近の中では比較的安定した動きに。

日経平均 21,778円 +118、Topix 1,729 +10

225先物(3月限)21,810円 為替 107.58円/ドル
NYダウ先物 24,490ドル +31

■ テクニカル : 直近レンジ内の小幅な上下にて方向感は生じていないものの、マイルドな右肩上がりの5日線に沿った下値切り上げにより「3/26安値20,347円を底値とする反騰トレンド」優位の形状。強めの抵抗帯である22,000円を抜ければ22,500円トライが視野に。

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■ 後記 : 今週の株式市場は、週初にトランプ大統領による対中追加制裁方針で下落 → 中国サイドの懐柔策で上昇 → トランプ大統領のシリア攻撃示唆で下落 → 「即時攻撃の否定」で上昇。

もっとも、1−3月期の調整期間を経て潜在的な需給環境は良化しており、★ 日経レバ(1570)をポジションの中核とした先週木曜の「軽めの強気度アップ!」、今週水曜の「強気度アップ第2章!」は概ね有効に機能してきたかと思います。

国内においてもマスコミや野党による執拗な国政妨害が継続しているように、来週も国内外の政治情勢を睨みながらの強弱が予想されますが、明確な指針を持って柔軟かつ大胆に行動していってください。

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では 今週もお疲れ様でした。

良い週末をお過ごしください。