おはようございます。

昨日のNY市場は反発。前日同様の「債券売り(金利上昇)株式売り」が進行して寄り付き早々に23,823ドル(−201)まで下落すると、引けにかけては自律反発狙いの買いが優勢に。好決算のボーイング株高やトランプ政権がイラン核合意の再交渉は求めないと伝わった事も下支え。

NYダウのテクニカルは連日の長めの下ヒゲが23,900ドル水準の底堅さを示す一方、MACD陰転が「リバウンド完了→下値模索再開」も警戒させる格好。

big (1)

NYダウ 24,083ドル +59、ナスダック 7,003 −3

米10年債  3.029% +0.047、NY原油 68.05 +0.35
為替 109.41円/ドル、日経先物 22,290円 +70

big (2)

□ 本日の展望 : GW前の模様眺め
NY引け後のフェイスブックの決算はコンセンサスを上回り、株価は時間外で2%超上昇中。よって、本日はNY株の底堅さやドル円の騰勢を追い風とした堅調スタート後、引けにかけては本日(からの)日欧中銀会合の結果を見極めたいとの思惑やGW前のポジション調整がネックとなる方向感の乏しい展開がメイン。想定レンジは22,150〜22,400円。

★ 本日の戦略 : 週末から逆算したポジション調整!
目先の日経平均( ≒ ★ 日経レバ)は耳障りの良い結果が想定される明日の南北朝鮮会談や好テクニカルを追い風に上値を試しうる環境。ただし、個別株に関しては「日経高には緩慢に、日経安には過敏な反応」が警戒され、決算に絡めては「好決算には一時的な反応、決算悪にはテクニカル悪化によるリスク増幅」に注意が必要な状況です。

よって、本日は「明日の大引け時点での3割+アルファの余力確保」を念頭に置きながら、攻撃可能枠では不用意に手を広げずに、「★ 日経レバ(1570)の買い増しの是非」 → ☆スポット銘柄などへの派生の順にご検討ください。

※ 積極派の方は好材料銘柄、IPO、低位株などから日替わりスター株を狙うスタンスも面白そうですが、平時の連休前に比べて短期筋の覇気が感じられませんので 楽しみの範囲で取り組むのがおススメ。
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【ウォッチ銘柄】
△ 8035 東京エレク
国内2拠点での半導体製造装置の新棟建設を発表。予定投資額は約260億円。

△ 4552 JCRファーマ
30億円程度を投じて国内に原薬生産の新工場を建設する方針との報道。

△ 4502 武田製薬
アイルランド製薬大手シャイアー買収の最終調整に入ったとの報道。買収額は7兆円。

『 リスクの優先順位に応じた戦略の組み立て! 』

では 本日もよろしくお願いします。