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前例のないサイバー攻撃の手口が明らかになりました。
ことし1月、大手交換会社から巨額の仮想通貨が流出した事件で、犯人は半年余り前からこの会社の複数の社員と偽名で交流を重ね、信用させたうえでウイルスを仕込んだメールを送りつけていたことが関係者への取材でわかりました。
ことし1月、大手交換会社「コインチェック」から「NEM」と呼ばれる仮想通貨580億円相当が流出した事件をめぐっては、ウイルスが仕込まれた英文のメールを社員が開いたことでパソコンが感染し、ここを足がかりに不正アクセスを受けたことがわかっています。