無職おっさん、マルチ商法に誘われる。。

ちょっと遅くなっちゃったけど散歩でも行くか、と夕方にくーぴーを連れていつもの公園に出向いたときの話です。

 

スポンサーリンク

 導入 

落ちていたテニスボールで楽しそうに遊ぶくーぴーを見ていて「持ってきたら投げてあげるよ~」などと教育訓練をしていたら一人の初老のおばさんが「あら可愛いわね」と話しかけてきました。

 

「何歳なの?」「ボールが好きなの~」「賢いわね~」と、妙に馴れ馴れしく話しかけてきます。以前であれば“ガン無視”か、よくても「はぁ。」と“あっち行けオーラ全開”にしていましたが、ぶっちゃけこの公園ではおばちゃんに話しかけられるのは頻繁にあることだし、一応近所付き合いでもあるので適当に答えてました。

 

 伏線 

すると今度は「あなたもこう(言うことを聞かない)だったのよ」とか「子育ては大変なのよ」とか、ちょっと教訓じみたことを言い出しました。犬もいないのに話しかけてくるし、教えたがりだし、相当寂しいおばちゃんなのかな。。と思いながらもくーぴーはまだ遊んでいるし仕方なく相手をしていました。

 

するとおもむろに「私はおぼうさんなの」とか「京都の○☓寺で修行をして得度を受けたの」とか自己紹介が始まるではないですか。最初は京都つながりだけにちょっと興味を持ち、「私も京都に長いこと住んでいたんですけど○☓寺は知りませんねー」とか軽くジャブを打つと、打ち返してくるどころか突然「実は大阪にー」とパンチを空振って来て何だかいい試合になりそうもありません。

 

 回収 

ジャブの切れ味に観念したのか「これあげるわ」と一枚の紙切れを渡してきました。名刺だとおもったのですが、「それは特別なものよ」と謎の牽制が入ります。そして締めに「私はお坊さんだから困ったことがあったあら何でもいってね」と不思議な事を言い放って去っていきました。どうも実は犬のことなんてどうでもよく、紙切れを渡すために薄暗い公園で暇そうなヒトを探していたんだろうな~、という感じがなんとも言えず不気味でした。

 

 検索 

さて、困ったことと言えば「最近含み損が多い」ことです。お金でも貰えるならラッキー♪と思ってGoogle先生に○☓寺のことを聞いてみたところ、金ピカのお城のような、まるで創○学会のようなお寺?を持つ宗教でした。

ほぅ、、、それなりに胡散臭いですなぁ。

と思って口コミを調べるとホコリまみれ(笑)

ありがちですが、有り難い品を売りつけて会員にし、会員にもこの有り難い品を売らせるというねずみ講タイプの商売をなさっているようです。ここに「お金で困っている」なんていったら最後、ア○ウェイばりのセールストークで気がついたら販売員にさせられてしまうことでしょう。せっかくアーリリタイアしたのに再就職なんてまっぴら御免です!

 

今度会ったら、「困ったことがありました。あなたに出会ってしまったことです」と言うべきか言わざるべきか、、、困った (*´Д`) 皆様も薄暗い公園には十分お気をつけ下さい

 

 

飼育員(→パパ)が最近ご飯を出し渋るのでとても困ってます。  by くーぴー

コメント