【東京優駿】結論
競馬界の一年を締めくくる一つのレースがこの日本ダービー。
優駿18頭が集結。同世代6000頭の頂点を決める戦いがいざ始まる。
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『傾向』
ゆるいペースからの差し脚比べ。府中2400M、クラシックディスタンスの戦い。
折り合い、スピード、スタミナ…どれが欠けても、この厳しい戦いを勝ち抜くのは難しい。
無論、それはダービーだけではあるまい。どのGⅠレースでも一緒。とりわけダービーにだけ、その神聖な雰囲気から特別な要素を要求するのはまた話が違うというもの。

前半61~62秒台の時計から後半58秒台。
差し馬に求められるのは、後半の緩いペースから末脚の違いを見せつけること。
前哨戦、他の出走レースで光る末脚を見せていればこのレースでも輝ける。
府中で求められるのは全馬が速い脚で上がる中で自分がどう競馬をするか。
一頭の上がり数字単体の数字だけでは、府中で好走するかどうかは見極められない。

『結論◎ブラストワンピース』
“王道ローテ”の一角、皐月賞。
青葉賞、京都新聞杯、NHKマイルC。そこからダービーへと進むのが所謂定石。
その定石から大きく外れる形で4月の毎日杯から直行ローテを進み、この舞台へと駒を進めてきたのがブラストワンピース陣営。
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使って状態を維持するという時代は終わり、休ませて維持するという時代へ。
外厩の発展で常識破りのローテで、データクラッシュを引き起こす現代競馬においては直行か否かはむしろマイナス要因にはならぬ。

むしろ、一戦終わった後にその馬の能力を推し量り、期待馬ならば休養させる。
それぐらいの論理がありそうな今日の外厩のあり方。その外厩ブームをけん引しているのが何よりもノーザンF。今年もアーモンドアイで非常識ローテから二冠を達成させたノーザンF側の判断が、間違っているとは言い難い。ブラストワンピースのこの非常識ローテも、むしろ“強いから休ませる→休ませている間に強くさせる”価値があるからと踏んだノーザンF側の判断とあらば、心強いものと捉えている。

前々で競馬して寄せ付けなかった毎日杯は数字以上のレース。
先行した数字、上りの数字はどれも素晴らしいもの。2着のギベオンが後のNHKマイルCで好走したことを顧みれば、決して低レベルなものではない。
ゆりかもめ賞で見せた瞬発力も圧巻で、上がり二位に0.9秒差をつける内容も良し。
スローからポジショニングを取る競馬を見せた前走も素晴らしいが、末脚を活かす競馬でも出来る二走前を見ても、この馬に隙なしという印象を受ける。
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恐らく中団から差し脚を伸ばす展開になるが、二走前の瞬発力を見る限り問題なし。
むしろこれがこの馬の本質だと思えば、毎日杯は良い目くらまし。
二走前の本質的な走りを見せれば、この大きな舞台で皐月賞組も瞬発力で問題なく圧倒できるはず。

ある程度の位置取りで競馬したいのが今の東京競馬場の馬場状態。
先行勢にしてやられた皐月賞組にそこまでの瞬発力があるわけではない。
となれば、この府中に代わって末脚爆発は想像しにくく、むしろ先行勢に改めて目を向けるべきだと考える。

ブラストワンピースは恐らくダノンプレミアムを意識して中団より少し前。
前走見る限りでは、速い流れでもすんなりと位置取りを取れる。最大の収穫であった前走のペース経験を味方につけて、ダービーポジションで競馬したい。
本命はブラストワンピース。平成最後を飾る名勝負期待。


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