本日の日経平均は小幅続伸。米朝関係の悪化リスクの緩和を好感して寄り付き早々に22,547円(+96)まで上昇すると、今晩のNY休場のために外資勢の積極的な売買が見送られる中、22,400円台前半ではドル円の底堅さや日銀のETF買い観測が下支えとなった一方、22,500円付近では戻り売りが上値を抑える方向感の乏しい流れに。

東証主力株はエネルギー株が売られた他は高安マチマチ。中小型株は 8095 イワキ、3655 ブレインパッド、6197 ソラスト、3825 リミックスポイント、3900 クラウドワークス、3906 ALBERT、3042 セキュアヴェイルなどに短期資金が流入

日経平均 22,480円 +30、Topix 1,770 −1
225先物(3月限)22,490円 為替 109.57円/ドル
NYダウ先物 24,816ドル +86

■ テクニカル : 先週火曜からの3日で565円下落した後の反発幅の小ささ(43円)、5日・20日線のデッドクロスなどが、「戻り売り優位、調整トレンド過程のアヤ戻し」を示唆。

big (13)

【ウォッチ銘柄】
△ 3300 AMBITION
18年6月期営業益予想を6.72億円から11.08億円に上方修正。3度目の通期上方修正が成長力の高さを示唆。

△ 5301 東海カーボン
18年12月期経常益予想を648億円から660億円に上方修正。コンセンサス(677億円)は下回っていますので〜(略)〜で注目。

□ トランプリスクの‘見直し’に警戒!
米朝首脳会談は数日間で開催の可能性が大きく上下する不透明感の強い環境。その他、4月以降の上昇局面では軽視されていたトランプリスクを仕掛け売りの‘建て前’として改めて見直す流れが警戒されます。

数週間スパンで見通せば「目先の下げは仕込み場」となる可能性が高く、日経平均連動タイプのポジションであれば買い下がりも一手ですが、東証主力株を含めた大半の個別株にとっては潜在的(戻り)売りバイアス = ホールド策メインでの利益拡張狙いのハードルが高い状況です。

□ 強気戦略の王道 → 消去法的強気策(中小型株の回転重視)!
よって、3月以降の積極的強気策(日経レバでの立て直し → 流動性の高い好トレンド銘柄での数週間での回転狙い)を一旦離れ、1,2週間での売り切りが期待できる「好トレンド好背景中小型株狙い」を中核スタンスとして取り組みたいところ。

※ お伝えしてきた強気戦略第3章戦略と手法や目的は同じですが、経緯は全く異なる事はご了承ください。

主力運用メインの方は再度日経レバ(1570)をポジションの中核に据えるのも妙手。過度の短期回転狙いはストレスと利益期待値の関係で割に合わないため、楽しみの範囲に留めるのがおススメ。
        
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では 本日もお疲れさまでした。

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