前場の日経平均は大幅続落。欧州政治不安を嫌って「債券買い、株式売り」が進行したNY市場の流れを汲んで寄り付き早々に22,000円を割り込むと、前引けにかけても21,900円台で弱気優位で推移。東証主力株は素材エネルギー、外需系景気敏感セクター、金融株を中心に概ね軟調。中小型株も市場マインドの冷え込みがネックとなり主役クラスは売りが先行。

□ 午後の展望 : (戻り)売り優勢
反騰色の乏しいNYダウ先物やドル円を重石とする(戻り)売り優位の展開がメイン。想定レンジは21,800〜22,150円。

■ 午後の戦略 : 反撃の前の小休止!
日経平均のテクニカルは22,000円付近での底打ち反転も期待できますが、先行指標である米長期金利( ≒ドル円)は短期的に下値が見えにくいだけに、ストレス玉や弱テクニカル銘柄の売却、手仕舞い条件の徹底による一定の余力確保を優先。

攻撃可能枠については的を絞った押し目買い狙いを継続。ただし、本日中の強引な買い向かい(ホールド)は避け、ワンクッション置いてから反撃の体勢作りに取り組むイメージがおススメ。

では 午後もよろしくお願いします。