本日の日経平均は大幅反発。米雇用統計後のNY大幅高やドル円の騰勢を追い風に買い先行でスタートすると、後場寄り早々に22,500円を突破。東証主力株は概ね堅調。5713 住友鉱山、9104 商船三井、6762 TDK、7733 オリンパス、6141 森精機、7012 川崎重工、7203 トヨタ、7211 三菱自動車、7242 KYB、6471 日本精工などが前日比3%超の上昇に。

中小型株は 3766 システムズデザイン、2437 シンワアート、6177 AppBank,9424 日本通信、4284 ソルクシーズ、3686 DLEなどが急騰。東証主力への資金流入により主役クラスは総じて覇気を欠く展開。

日経平均 22,475円 +304、Topix 1,774 +25
225先物(3月限)22,510円 為替 109.67円/ドル
NYダウ先物 24,679ドル +50

■ テクニカル : 3−5月の上昇幅のフィボナッチ(0.382)押しとなる22,000円付近からの切り返し、8日ぶりの転換線・10日線(22,424円)超えにより底打ち反騰トレンド入り気配を強める格好。ドル円とともに20日線が目先の正念場。

big (10)

【ウォッチ銘柄】
△ 6357 三精テクノロジーズ
19年3月期経常益予想は前期比82%増の38.2億円。配当予想も7.5円の好内容。ワンチャンス狙いで注目。

〇 1570 NF日経レバレッジ
先週の空売りでのワン回転後は、明日も日経高への備えた途転買い戦略で継続注視。日米首脳会談やG7を前に東証主力系を攻めるのは蛇足と判断していますが、7269 スズキ、〜(略)〜など4銘柄のように戻り売りバイアスの低いトレンド維持銘柄には要注目。

■ 後記 : 今晩のNY株式市場は、先週末の騰勢を引き継ぐ24,500ドル台後半から22,800ドルレンジの堅調地合いが本線。リスクシナリオとしては、トランプ大統領による「先週末のG7財相会合における保護主義政策への批判ラッシュ」に対する敵対的・攻撃的発言 → 24,500ドル水準までの反落に要注意。
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