おはようございます。

朝方の5月ISM非製造業景気指数はコンセンサスを上回り、雇用関連データも良好な景気動向を示したものの、直近の大幅高に対する利益確定売り需要やイタリア政局不安の再燃、メキシコによる対米報復関税などを重石に概ね22,700ドル台で持ち合う流れに。ナスダックはアマゾン、ネットフリックスなどが指数を押し上げ、連日で最高値を更新。

NYダウ 24,799ドル −13、ナスダック 7,637 +31

米10年債  2.925% −0.011、NY原油 65.52 +0.77
為替 109.81円/ドル、日経先物 22,520円 +0

big (21)

□ 本日の展望 : イベント前の模様眺め ± 先物需給
ドル円・日経先物ともに前日比変わらず水準で返ってきていますので、22,500円台で寄り付いた後、引けにかけては明日の日米首脳会談や週末のG7首脳会議の結果待ちによる様子見色の強い流れが本命視されます。想定レンジは22,400〜22,650円。引き続き、週末のメジャーSQに絡めた乱高下、個別需給は昨日の現金化の流れを引き継いだ「日経平均ーアルファ」や連鎖的投げ売りに要注意。

★ 本日の戦略 : 押し目買い、目的とリスクを明確に!
日米首脳会談、G7首脳会議、米朝首脳会談(6/12)に絡めたトランプリスク、FOMC(6/13)後の乱高下に備えて一定の余力を維持しながら、日経平均のテクニカル良化を念頭に置いた日経レバ(1570)の押し目買いを継続。

「中小型株の短期回転狙い」もそのまま。ただし、全般的に需給が改善されない中、6月後半のIPOラッシュへの過剰警戒による連鎖安が散見されるだけに、手仕舞い条件の徹底にて下振れに備えたいところ。

※ 東証主力株に関しては〜(略)〜だけに、再度距離を空けて接するのがおススメ。本日騰勢が期待される素材エネルギーやハイテク株も 中小型株同様の短期回転狙いまでとするのが得策。

【ウォッチ銘柄】
△ 2162 nms、2168 パソナ etc
安倍首相による外国人労働者の受け入れ拡大表明は追い風。動意を確認しながらスイング狙いで注目。

△ 4996 クミアイ化学

4月中間期経常益予想を46億円から56億円に上方修正。未だTPPの将来性を織り込む動きは限定的ですが、自然体での底上げに期待。
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では 本日もよろしくお願いします。