おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。

注目のFOMCはコンセンサス通りのFF金利の引き上げ(0.25%)の他、年内2回の追加利上げを含むややタカ派寄りの内容で決着。マーケットは(FOMC直後に恒例の)一時的に株高で反応しながらも 引けにかけては売り優勢で推移。個別ではキャタピラー、ボーイング、デュポンなど景気敏感セクターが軟調に。ナスダックはネットフリックス、シアーズが指数を下支えして小幅反落。

NYダウ 25,216ドル −119、ナスダック 7,695 −8

米10年債  2.968% +0.011、NY原油 66.64 +0.28
為替 110.35円/ドル、日経先物 22,790円 −120

big (14)

□ 本日の展望 : 高値圏での持ち合い
FOMC後もNY株・ドル円ともには上昇トレンドを維持。よって、夜間の日経先物なりに利確優位で寄り付いた後、NYダウ先物の動向を睨みつつ、「日欧中銀会合の結果待ち」が積極的な売買を見送らせる方向感の乏しい流れへ。想定レンジは22,700円台後半〜23,000円。

★ 本日の戦略 : 「イベント通過の安心感」を念頭に押し目買い!
移民受け入れを巡る仏伊の軋轢、今晩のECB理事会など欧州情勢の不透明感に備えるべく、3割+アルファの余力確保を優先。

その上で、FOMCに起因するトレンド陰転回避(見込み)、イベント通過による来週の株価底上げ期待などを念頭に、押し目買いにて本日の下げを有効に活用したいところ。ポジション戦略は指数連動タイプと中小型株のバランスに配慮した従来のものを踏襲。

※ 値がさ株を除いた東証主力タイプに関しては、東海カーボン(5301)、マルハニチロ(1333)、TDK(6762)、アルプス電気(6770)などが買えるチャートを維持していますが、全般的にはトランプ政権の通商政策に対する警戒感を重石に「日経−アルファ」、「安定感の乏少」リスクが付きまとっています。

〜(略)〜 

不用意に手を広げるよりも日経レバ(1570)での対応がおススメ。中小型株に関しては、以下を含む☆3銘柄を中心に、直近触れた中から好トレンドのものを注力する構えを継続。

☆ 本日からの新スポット銘柄
レノバ(9519)・ルートからの派生銘柄。東証主力系の安定味低下傾向が中期化するとの見方から、国内ディーラー筋がレノバ同様の「流動性の高い内需系中小型株」での値幅狙いを画しているとのこと。同ルートからは再生エネルギー関連として9●●7も挙がっていますが、レノバからの乗り換え妙味は小さいと判断していますので、こちらを数週間での+15%前後狙いで仕込みを開始!
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【ウォッチ銘柄】

△ 6203 豊和工業、7224 新明和
米韓合同軍事演習の中止による「国内での地政学的リスクへの警戒感の高まり」への備え。

『 本番前のストレッチを入念に!』

では 本日もよろしくお願いします。