ドル円相場は110円台まで円安復帰!G7サミットが為替に与える影響を解説します
最終更新日: 2018-6-7
一応の下げ止まりを見せたドル円相場
6月6日(水)の夜、ドル円相場は一時110円台に突入しましたね。現在も109円台後半を行ったり来たりとしている状況です。
今月初めはまだ108円台でしたが、1日に発表された米5月雇用統計が好調だったこともあり、6月に入ってからは順調に円安ドル高に向かっています。
110円が意識される大きな値であることと週末から来週にかけてビッグイベントがあることから動きは小さくなっていますが、5月末のようなリスクオフからの円高は一旦落ち着きを見せています(✻´ν`✻)
6月8・9日にはG7サミット、12日に米朝首脳会談
明日6月8日(金)からカナダで先進7ヵ国(G7)首脳会議(サミット)が開催されます。
G7サミットでもやはりキーマンになるのは、トランプ大統領です。トランプ大統領は、貿易問題で今まで通りの強硬な姿勢を崩さない構えです。
G7サミットでは各国首脳との意見の対立が予想される
先週カナダ・メキシコ・EUに対して「鉄鋼・アルミニウムへの輸入関税」を発表していますが、すでに各所から批判の声があがっています。
フランス大統領であるエマニュエル・マクロン大統領は「米国の措置は、違法だ」とまで言っています(´×ω×`)
またドイツのメルケル首相もG7サミットでトランプ大統領に対して、貿易と気候変動に対しての異議を唱えると発表しています。
アメリカとドイツで共同声明がまとまらない可能性あり
トランプ大統領は、貿易に関しても「米国第一主義(アメリカファースト)」で進めているため、それに対してメルケル首相も「多国間での合意に深刻な問題を抱えている」と発言しています。
この事からも今回のG7サミットは賛否が分かれる結果になり、波乱となるのがわかります(´×ω×`)
G7が為替に与える影響
サミットが開催される前の段階で、これだけ不安材料が出揃っています。
正直サミットになってトランプ大統領が手の平を返すとも思えませんし、サミット中に妥協案が示される可能性も低いと思います。
そうなると貿易摩擦はさらに拡大し、世界中を巻き込んでのリスクオフに再び移行しかねません(´×ω×`)
議長国であるカナダのトルドー首相も追加関税に対して、報復処置をとると発表しています。
これによってアメリカ対6カ国の図式になりそうです。7カ国のことを「G6+1」なんて書いているところもありますよね。
正直、話が収まらない可能性の方が高く、話がこじれれば円高要因として捉えるべきだと考えます。
6月12日の米朝首脳会談は為替に影響するのか?
たびたび会談中止の報道がされてきた米朝首脳会談ですが、6月12日のシンガポールでの開催まであと数日となりました。
その裏でポンペオ米国務長官や北朝鮮側の金英哲副委員長が会談を繰り返し、着実に準備を進めているようです( ・`ω・´)キリッ
米朝首脳会談に向け準備を進めるポンペオ米国務長官と金英哲氏
このまま準備が整えば、日付も場所も変更されずに開催となりそうですね!ここまで来れば為替に対する影響は、G7に比べると小さいと考えられます。
もちろん北朝鮮がいきなり非核化を破棄した場合などは為替にも影響がありますが、今さら北朝鮮も下手な動きはとらないと考えられます。むしろ会談後の破棄の方が懸念材料ですね( ・`ω・´)キリッ
それを言い出したらキリがなくなってしまうので、今回は予定通り開催され平和的に終わってくれることを祈っています。
大きなイベントが続くのでノーポジも1つの手
6月は追加利上げ織り込み済みとなっていますがFOMC(連邦公開市場委員会)もあるため、まだまだイベントが盛りだくさんですね(✻´ν`✻)
G7サミット→米朝首脳会談→FOMCと大きなイベントが続き、為替の行方が不透明です。この先1週間、私はノーポジとまではいかないですが、少し様子を見ながらトレードしていきます( ・`ω・´)キリッ
イベントの結果次第では、為替に大きな変動が出てもおかしくありません。休むも相場と言いますし、ノーポジにするのも1つの手ですよ(๑´ω`๑)♡
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