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レバレッジ25倍から10倍への引き下げは見送り

先週6月12日（火）に行われた米朝首脳会談の裏で、私たち日本のトレーダーに関わるもう1つ重大なイベントが行われていました。

それが「店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会」です(　･`ω･´)ｷﾘｯ

私のブログでも過去数回に渡り、現行のレバレッジ25倍から10倍へ引き下げる規制について触れてきました。

もちろん私も規制には反対です。取引量の低下や一緒にトレードをしてくれる新規ユーザーの減少など、マイナスの方が大きいからですね。

私も金融庁へ反対意見を送りました。私のブログでも反対意見を送ってくださった方もいますよね(๑´ω`๑)♡

現在は、一先ずの方向性が定まったため意見の応募は終了しています。

「店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会」に係る意見募集について

6月12日の有識者検討会で見送りがほぼ決定

みなさんの反対意見の成果もあって、6月12日に開催された有識者検討会では「一先ずの見送り」が決定しています。

これまでの有識者検討会の資料や議事録は、金融庁のホームページで誰でも見ることができるんですよ(✻´ν`✻)

店頭FX業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会

先日の議事録から「証拠金率（レバレッジ倍率）について」の部分を抜粋して、見てみます。

店頭 FX 業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会 報告書 （平成30年6月12日）

金融庁の文章なので難しく書かれていますが、簡単に説明すると下記のようになります。

FXのレバレッジ規制に対する金融庁の意見

• 1985年以降の最大の相場変動率を前提とすると、レバレッジ約10倍で足りる計算になる
• 未収金発生のリスクや投機性を抑制するために、レバレッジ倍率を下げるのがよいと思ってた
• しかしレバレッジ規制は必要ないとの意見や、理論的な裏付けが難しいとの意見が多かった
• したがって、金融庁が厳正にFX業者の体制を評価することが重要。それから方針を決めたい

なので、今回は見送りになりました！

ただ文章にもある通り、今後またレバレッジ規制が検討されるor違う規制がされる可能性はあります(　･`ω･´)ｷﾘｯ

いつまでレバレッジ25倍でトレードできるの？

今回見送りになった理由は、反対の声が大きかったからだと思います。私のブログでアンケートをとった時も、規制に反対する意見は77%でした。

「レバレッジを規制したところで個人の損失は防げない」「選択肢が狭くなる」「生活が厳しくなる」など多くのコメントを頂きました。

今回の見送りで、一先ずはレバレッジ25倍のまま落ち着くと思います。

しかしまた別の指摘で金融庁が動き出すかもしれません。考えられるFX業者への規制を考えてみましょう！

今後考えられる国内FX業者への規制や制限

• 金融庁の評価が得られなかったFX業者のみレバレッジ規制がされる
• 特定の通貨ペアのみレバレッジ規制がされる
• レバレッジではなく時間やlot数など、別のところが規制される
• リーマン・ショック級の相場変動が起きた場合、またレバレッジがやり玉にあげられる

ネガティブな事ばかり考えたくはないですが、考えられる要因をあげてみました。

まだ先の話だとは思いますが、金融庁が本気で精査をすれば仮想通貨交換業者のように個別で業務改善命令が出ると思います。

そのために今まで1年に1度行ってきた「ストレステスト（想定以上の景気悪化によって、各金融機関がどれくらい持ちこたえられるか測るテスト）」の頻度を増やすことを発表しています。

また「意図的に顧客に損失を押し付けるような取引がないように監視を強化する」とのことです。

FXレバレッジ10倍規制についてまとめ

私もこれまでの金融庁の見解や試算には、正直納得できなかったです。なので見送りは妥当だと思います(　･`ω･´)ｷﾘｯ

しかし見方を変えると形はどうであれ、悪質なFX業者を排除・淘汰してトレーダーにとって良い環境を整備しているようにも思えます。

仮想通貨業界でも業者の粗悪な管理体制が問題になりましたからね(´×ω×`)

一先ずはレバレッジ25倍のままトレードできると一安心できました！金融庁も今回のことをきっかけにもっとFXトレーダーの生の声を聞いてもらいたいです(　･`ω･´)ｷﾘｯ

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レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡

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