先日久しぶりにロスカットをくらい、やや落ち込みましたが、投資とは自己責任でやるものであり、そこに失敗があるのなら、準備やリスク管理がまだ不十分なのです。失敗をただの失敗でなく、成長に変えていきたいと思います!

 

今回はMT4について、学習していきます。

 

MT4とは?

FXの自動売買ではMT4というツールを使用します。MT4とは「メタトレーダー4」とも呼び、ロシアのメタクオーツ・ソフトウェア社が開発したカスタマイズ性に優れたFX取引ツールです。

 

チャートの豊富さ、使いやすさ、機能の高さなど非常に優秀なツールで、だれでも無料で使えることから世界中で人気のあるツールとなります。

 

初期の設定で30種類以上のテクニカルがあり、カスタマイズ性がとても高いのです。

 

MT4で取引する場合は証券会社ごとにMT4をダウンロードする必要があります。EAを使いたい場合は、必ずMT4の使える証券会社を選んでください。

 

MT4ではバックテストができる!

なぜFXの取引でEAを使う際に、MT4を使うのかと言えばバックテストができるからです。

 

バックテストとは、過去のチャートをもとにトレード手法が機能するかを確かめるものです。つまりEAが過去の取引でどれくらいの勝率を誇り、利益をもたらす可能性を秘めているかをみることができるのです。

 

もちろん裁量トレードでも使えます。自分のロジックがどれくらい通用するかも確認できますので、トレードをする方は是非MT4によるバックテストをしてください。

 

先日の私のロスカットも個々のEAでバックテストはしていたのですが、複数EAを運用した場合は、ポジション量の面で資金管理を総合的にする必要がありました。資金を増やし続ける為には、必ず今のトレード手法を総合的にテストする必要があります。

 

MT4を使ったバックテストの方法

① ヒストリカルデータをダウンロード

 

まず初めにヒストリカルデータのダウンロードをしてください。ヒストリカルデータとは過去の為替レートのデータになります。上部のメニューの「ツール」→「ヒストリーセンター」から取得します。バックテストは常に最新のものでした方がより現在のデータに近くなりますので、バックテストをする際には最新のデータをダウンロードしましょう。

 

② EAをダウンロード

 

こちらは、自分が使うEAになります。使い場合は無料でも有料でも必ずダウンロードしておく必要がありますね。実際にMT4でEAを起動させる場合にも、MT4フォルダの中の「experts」にダウンロードしたEAファイルを入れますので、バックテストに限らずこちらはEAを使う上での必須項目です。

 

③ 設定

 

EA(エキスパートアドバイザー)、通貨ペア、モデル、期間、日付と時間を使用、エキスパート設定、チャートを開くなどの項目に自分の検証したいデータを入れ込み設定します。

 

④ テスト

 

設定後、「スタート」ボタンをクリックでテスト完了です。確認は「結果」「グラフ」「レポート」などでできます。バックテストがいいからプラスになるわけでもないし、EAの中には短期間で成果は出ているけど長期間では出ていないものも存在します。またきれいな右肩上がりの結果もあればとても波打つものもあります。

 

トレードをしていて、安心してみていれるEAを探すのに役立てましょう!

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