本日の日経平均は小幅に反発。NY株高やドル円の騰勢を凌駕したリスク回避ムード主導で昼前に22,145円(−124)まで下落すると、引けにかけてはテクニカル要因(200日線:22,092円)や日銀のETF買い思惑が先物での買戻しを誘発。主要セクターは特色に乏しい高安マチマチの商状。中小型株は 6191 エボラブルアジア、3784 ヴィンクス、4390 IPS、4592 サンバイオに短期資金が流入。

日経平均 22,304円 +34、Topix 1,730 +3
225先物(9月限)22,280円、為替 110.64円/ドル
NYダウ先物 24,368ドル +148

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■ 後記週初の展望での「トランプ政権の傲慢な通商政策やテクニカル悪化気配、ビットコインの下落や中国経済の先行き不透明感の高まりによるリスクマネーの縮小などを背景とする22,000円割れもを視野に入れた軟調地合い」との見通しに対して、弱気優位ながらも底堅く推移。

来週は1日からの米国による鉄鋼・アルミ関税の実施の影響が注目されますが、需給環境の不安定さには変わりはないため、脇を締めた慎重策をベースとしながらも「悪材料出尽くしによる短期的なリバウンド相場、東証主力株から中小型株への資金シフト加速」などのチャンスにも注意しながら駒を進めてい期待と思います。

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では 今週もお疲れ様でした。

良い週末をお過ごしください。