【勘流雑感】
昨日の米株は先週末のチャート良化が示した需給良化の流れを引き継ぎ大幅続伸。トランプ乱心を回避できれば月内25,500ドル付近までの反発も期される。日経先物に関しては22,300円、22,500円近辺に岩盤が存在するが、先週末に周囲に先行して強気に転じたメリットを鑑みれば「大陰線までは買い」で挑むが善かろう。市場心理面だけで述べれば、先週末は買いにくき事由の多さを買ったように、本日は恐々と買っている輩の隣で堂々と買い進まれたい。
さすれば、本日の先物は22,200円以下を22,050円まで買い下がり、大半を60−80円幅の小掬い狙いに処す。個別についてはUSENの流れを生かすべく、新たなる銘柄に種を撒く。
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【勘流銘柄】
□ 9418 USEN

7/9 1,210円より 7/9 1,358円 +148 12%高
中国系企業との提携や翻訳アプリを材料とした6月急騰後の調整を経て、第二波動での1,●00オーバーが期される。本日からは1,200円台中盤までを買い戻しながら、噴かば部分利入れに処されたい。

■ 9101 日本郵船
7/6 2,065円より 7/9 2,125円 +60 2%高
自動車関税におけるチキンレースからEUが脱落した事で、トランプ政権が主導している世界貿易戦争に一つの転機が訪れようとしている。株価は世界的な下落ベクトルに逆らえずにじり安を続けてきたが、先月下旬からの海運市況の上昇も鑑みれば見直し買い余地は高い。

□ 新たなる勘流銘柄
トランプ乱心リスクが残る中での日本株の需給良化に対する備えは先物と郵船で十分。材料株に関しても数日はチャート瓦解銘柄のリバウンドが顕著となろうが、偶然性を期待したマネーゲームに走るは下策。さすれば、周囲の喧騒には関与せず、本業面での賞味の先行きが期されるものに耽々と種を撒くが善かろう。

(その他)
4385 メルカリ、4570 免疫生物研究所

サロン解説事由によりギャンブル対象として注目されたい。

3356 テリロジー
S教授提唱中。予想よりも戦略と市場マインドを重視するスタイルは不変。テリロジーも自力上位は周囲が認めるところゆえ、年初高更新も通過点となるか。

何かしら参考になっておれば是非に
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