エメラダ・エクイティは、エメラダ株式会社が運営しているクラウドファンディングサービスのことです。
2017年11月にサービスが開始された「株式投資型クラウドファンディング」となります。
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目次
株式投資型クラウドファンディングとは?
株式投資型クラウドファンディングとは、個人の投資家などから少額の資金を集めて新興企業に出資・投資を行うサービスのことです。
出資を行った投資家にはその会社の株式や新株予約権が付与されます。
2015年5月に金融商品取引法の一部が改正されて、個人の方でも年間50万円までならインターネット上で未公開株を購入できるようになりました。
投資対象の企業が上場(IPO)もしくは買収された時に、投資資金以上のお金を得ることが可能です。
個人的にはプロトに近い商品やサービスのリワード提供という形で利回りの悪い投資を個人から持ってくるよりかは直接的株式投資という形にする方が良いかなとは思う。
株式型クラウドファンディングは日本だとまだそんなにないと思うけど海外はこれに移行して成功してるPJとか多いね。— Mokomo (@Mokomo_Schultz) 2019年1月17日
株式投資型クラウドファンディング。
ソーシャルセクターにとっても可能性があるよなぁ。挑戦者にお金が流れる仕組み。
— がん/岩井 純一@ソーシャル活動 (@gan0918) 2018年8月18日
エメラダ・エクイティの詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
運用会社 | エメラダ株式会社 |
サービス開始日 | 2017年11月 |
取引手数料 | 無料 |
最低投資金額 | 14万円~ |
年齢制限 | 20歳以上75歳未満 |
エメラダ・エクイティのメリット・特徴
上場時の売却利益が期待できる
エメラダ・エクイティでは投資する企業の「新株予約権」を取得できます。
投資した企業が上場(IPO)を果たした場合、取得金額以上の大きなリターンが期待できます。
株価(転換価額)は投資時には定められておらず、ベンチャーキャピタル等が追加投資する際に決定します。
IPOを行った時にその価格で売却することができ、投資金額との差益が利益となります。
やはりオールユアーズでしたか!先程記事を見つけました(^_^)エメラダも全件投資となると確かにベンチャー投資額はかなりのものですね。一社でもIPOすればトントンになりそうですけどね。
— クロノ@投資家 (@chrono_investor) 2018年5月14日
エメラダもファンディーノもやってますが、
たしかに内容見てもリターン不明瞭ですね。初期だからこそ良い案件出さないと会社がつぶれてしまうので、
今のうちがやり時な気がしますね。
逆にリターンするときはかなりでかいと思います。— rubn (@crypto_rubn) 2018年4月19日
企業の売却(M&A)でもリターンが期待できる
投資対象の企業が上場できなくてもM&Aで買収された場合、上場時と同様に大きな利益が期待できます。
例えば1株5,000円で取得した新株予約権が売却によって1株10,000円となった場合、その差益5,000円がリターンとなります。
エメラダはやはりいい。コミュニティを作ってスタートアップを支援する。それなりのリターンも狙う。これで投資額/調達額をもっと柔軟に、リターンの実現をもっと早くできるのがICOの目指すところ。
— kayyy (@KT93505812) 2018年4月8日
エメラダやfundinnoのの銘柄がある上場したら、公募ベースで3倍、初値が2倍なら6倍のインパクトだと思っている。
計算根拠は暫定時価総額が10〜20億円に対し、多くの上場する企業の時価総額が50億円前後だから。
— sarar_mii (@sarar_mii) 2018年2月15日
投資案件はVC(ベンチャーキャピタル)保有企業のみ
エメラダ・エクイティで扱っている案件ですが、すべてVC(ベンチャーキャピタル)などが投資を行っている企業に限定されています。
ベンチャーキャピタルが投資しているということは、その企業の成長性に対してある程度の信頼性があるということになります。
主なVC(ベンチャーキャピタル)・出資者 |
---|
East Ventures(イーストベンチャーズ)、かんしん未来ファンド、名古屋テレビ・ベンチャーズ合同会社、KLab Venture Partners株式会社、PE&HR株式会社、DBJキャピタル投資事業有限責任組合、Fintech Innovation Program Singapore Ltd、シェアリングエコノミー1号投資事業有限責任組合、ネットキャピタル・パートナーズ株式会社、Ardian International Limited |
未上場企業への投資はリスクがかなり高いので、一定の信頼がある企業だけを取り扱っていることがメリットになります。
ベンチャー起業に個人が十数万円から投資できるエメラダ。対象の企業はすでにVCから出資を得ていて且つある程度の基準に達しているものだけ。日本の眠った個人資産を動かすきっかけになるかも。 / 【到来】誰もが「エンジェル投資家」になれる時代 #NewsPicks https://t.co/5ZzQ0UqAuB
— Ryo Otake⚡️Burger (@r_otake0818) 2018年9月24日
第5号案件の停止に続いて、第6号案件も募集延期で、ちょっと心配。ここはVCから調達済の会社しか扱わず、審査が結構厳格だから案件数もまだ少ないらしい。少額からのエンジェル投資を促進するためにも、エメラダにはがんばってほしい。
#エメラダ— ひろっく (@Akabeco55) 2018年7月28日
案件には2口14万円から投資可能
エメラダ・エクイティの最小投資額は2口14万円からとなっています。
投資可能校数は、2口(14万円)・5口(35万円)・7口(49万円)の中から選択します。
案件名 | 企業名 | 応募総額 (応募人数) |
---|---|---|
独自のIoT技術で、モノとサービスをつなぐスタートアップ | 株式会社アクアビットスパイラルズ | 23,310,000円 (118人) |
消費者マーケティングを変革する、キャッシュバックアプリ | キャッシュビー株式会社 | 25,340,000円 (126人) |
日本が誇る隙間時間コンテンツで、世界を目指すスタートアップ | ナックルボール株式会社 | 22,050,000円 (116人) |
MBAホルダーの創業者が世界に挑む。日本発のクラフトビールカンパニー。 | Far Yeast Brewing株式会社 | 46,340,000円 (173人) |
リクルート出身の元箱根ランナーが立ち上げた「スポーツテック」スタートアップ。 | 株式会社ラントリップ | 32,900,000円 (152人) |
AIを活用した仮想通貨、株式の投資アルゴリズムを提供するFinTechスタートアップ | 株式会社Smart Trade | 43,820,000円 (197人) |
「食」のビッグデータで勝負する、新グルメサイトを運営するスタートアップ | 株式会社SARAH | 22,260,000円 (119人) |
若き経営者が率いる、日本の労働力不足の解決を目指す人材・不動産ベンチャー | WonderWall株式会社 | 54,810,000円 (257人) |
上記は過去に募集していた案件になります。
法律の関係上、一つの案件に対して49万円まで投資が可能になっています。
エメラダで初の株式投資型クラウドファンディングに挑戦!
とりあえず2口14万円を「株式会社Smart Trade」に投資。世界中のエンジニアが開発した投資アルゴリズムを、個人投資家へ提供するプラットフォームを提供しようとする会社。
ロボアドやAIを活用した自動売買の提供を目標とする企業。 pic.twitter.com/WugHLp8oMW
— コアラ太郎@副業投資ブロガー (@koala_taro) 2018年2月15日
ガイアックスに関しては出資してるラントリップも上場の可能性あるよね。今エメラダで新株予約権募集してるんだよなー。
— Q.CHAN (@soubashiq) 2018年1月22日
新株予約権の有効期限は10年
エメラダ・エクイティで取得する新株予約権は10年で失効します。
期限の最後の1ヵ月に、企業が上場していなくても権利を行使することが可能です。
株式取得の費用は1円となっています。、
ただ行使して取得した株は未上場株式であるため、換金できない可能性があることに注意が必要です。
クラウドファンディングのエクイティ版に二つ登録してるけど
10年単位で置いておく資金が足りないからやってないけど
面白そうだよねー
ファンディーノは普通株に投資だけど
エメラダは新株予約権に投資で10年経つか上場するかで権利行使ハイリターンハイリスクを
許容できる資金体質になりたいなぁ— けだまん (@Kedama2918) 2018年1月11日
手数料無料で投資可能
エメラダ・エクイティの募集案件は手数料無料で投資できます。
余分なコストがかかりませんので、効率よく投資が行えます。
他社では手数料が発生するところもあるので、手数料無料で申し込めることがメリットになります。
資金は分別管理
投資資金は全て分別管理されていて、日証金信託銀行で管理されています。
運営会社に万が一の事態が起きたとしても、投資家の資金は守られて返還されます。
エメラダ・エクイティのデメリット
リスクが高い
エメラダ・エクイティだけでなく株式投資型クラウドファンディングは全体に言えることですが、実際に上場できる企業は一握りであり、最悪の場合投資したお金が戻ってこない可能性もあります。
またリターンもどの程度になるか予想しづらいこともデメリットです。
株式投資型クラウドファンディングは元本保証ではないので、通常の株式投資よりもハイリスク&ハイリターンであることを頭に入れておかないといけません。
過去、エメラダでの投資案件はあっと言う間に目標金額に達成していて、1日で募集終了だったり。
しかしIPOに成功したとしても先行してる大手出資企業と同等のリスクリターンだと勘違いしてるひとがいそうで怖い— きゃっとK (@kabu_cats) 2018年8月30日
短期間にfundinno・エメラダで、7社に投資をしたけど、イグジットでIPOするのは何社でしょうね。
— sarar_mii (@sarar_mii) 2018年2月12日
途中解約できない
エメラダ・エクイティで購入した新株予約権は、途中で破棄することができません。
クラウドファンディングは原則途中解約が認められておらず、途中で投資をやめたいと思っても解約することは不可能です。
その為、投資は必ず余剰資金で行うようにしましょう。
エメラダ・エクイティの口コミは?
ここ最近、エメラダの案件で資金調達など事業が進んでるように感じる
株式型クラウドファンディングがいい方向に進んでくれたらいいな
これからは、売った後も企業と投資家両方をサポートしてくれる会社がクラウドファンディングのトップの座を射止めるのではと思います。
— まさえもん (@D7q8sgXlCkRVfiH) 2019年2月9日
エメラダ・エクイティからSARAHに投資してみました!何年後か先にEXITしてくれたら万々歳ですが、過度な期待もダメなので投資したことを忘れるくらいでいようと思います!
— ten (@ten19881988) 2018年4月14日
エメラダ・エクイティの口座を作ってみた
— こあらくす (@coalux_120) 2018年4月2日
先日株式型クラウドファンディングで、はじめて未公開株に投資してみました。エメラダで募集していたSmart trade、第一次募集は3日で、第二次募集はものの30分で終了という無双の人気っぷり。
— ふーりん(FURIN) (@WIZMKT) 2018年3月11日
エメラダ・エクイティおもしろいかも
ソーシャルレーディングのような[融資]ではなく[出資]するタイプのクラウドファンディングで自分は注目してる。— コバヤシタケゾウ@武闘派モナコイナー (@kobatake00000) 2017年12月8日
エメラダ・エクイティの評価まとめ
エメラダ・エクイティは未公開株ではなく、新株予約権を取得するということが最大の特徴です。
ベンチャーキャピタルがすでに投資を行っている案件のみ取り扱っているので、ある程度の信頼性があることもメリットになります。
リターンの予測が行えるソーシャルレンディングなどと違ってリスクは高いですが、企業の可能性を信じて大きなリターンを得たい方には最適な投資サービスだと言えます。
まだサービスが開始したばかりで上場やM&Aなどの実績はありませんが、今後続々とエメラダ・エクイティ案件から成功する企業が出てくることに期待したいですね。