おはようございます。

週末のNY株式市場は小幅続落。前日のマイクロソフトの好決算や長期金利高を追い風とした金融株高を背景に25,100ドル台まで買われる場面もあったものの、引けにかけては週末のポジション整理売りの他、トランプ氏による「ドル高けん制を意図したFRBの利上げ方針への不満」→ドル売り → 米債券売り・株式売りが重石に。ナスダックは最高値圏で持ち合う流れ。

NYダウ 25,058ドル −6、ナスダック 7,820 −5

米10年債  2.895% +0.048、NY原油 68.14 −0.10
為替 111.47円/ドル、日経先物 22,530円 −190

【主な政治・経済イベント】
7/23(月)米決算:アルファベット
7/24(火)米決算:UT、3M、TI、AT&T
7/25(水)米EU首脳会談、米決算:クアルコム、ビザ、ボーイング、フェイスブック
7/26(木)ECB理事会、米決算:アマゾン、インテル
7/27(金)米4−6月期GDP、決算:メルク、ツイッター

■ NY市場展望 : 利確売り優勢 ± トランプリスク
トランプ大統領のドル高けん制に起因する「月初からの債券買い、ドル買い、株式買いトレンドの反転」を背景に売り優勢でスタートした後、米EU首脳会談後の乱高下を経て、週末の4−6月期GDPで持ち直す(上値トライ)展開が本命視されます。想定レンジは24,700〜25,400ドル

△▼ 米EU首脳会談 : 自動車の輸入制限が焦点。通商摩擦リスクが軽減される場合には、短期調整完了 → 25,500ドル突破が視野に入る一方、亀裂が深まる場合には24,500ドルの攻防に警戒。

△ 米4−6月期GDP : 1−3月期(前期比年率+2.0%)から3%台後半への上振れによる株価押し上げ要因化に期待。

・ 佳境を迎える企業決算発表に関しては、米EU首脳会談に比べて注目度も影響度も低いため、〜(略)〜に絡めた乱高下を軽めにケア。また、米中間の亀裂拡大も継続注視。

big (20)

■ 日本市場展望 : ポジション調整 ± 米EU首脳会談!
週末の日経先物は、トランプ氏のドル高けん制 → ドルインデックス(≒ ドル市況)の軟化 → 月初からの米債券買い・米株式買いの巻き戻し気配 = ドル円とNY株の軟勢を嫌って22,500円台まで下落。

当「世界的なリスクポジションの巻き戻し」に加え、米EU首脳会談や主要企業の4−6月期業績発表シーズン入りを前にした様子見ムードも重石となる軟調スタート後、週後半は米EU首脳会談の結果を加減した波乱含みの展開へ。想定レンジは22,200〜23,000円

big (22)

※ ドルインデックスに関してはレンジ内の下落までであり、上海総合指数はトレンド陽転気配を示唆。よって、現時点で過度の警戒は不要かつ〜(略)〜も意識しておきたいところ。
  (会員サークルより >>Sラボ参加案内 

※ 以上を踏まえた来週の戦略(抄)は明日15時配信の無料メルマガを参照ください。

            
button3

週末も応援よろしくです!