今後は日本証券業協会のデータを基に判りやすく集計して
定期的にお伝えして参ります。
「IPO株配分枚数・IPO当選確率表」はこちら
2018年2~4月上場分の実配分枚数を反映済

今回の実配分枚数を反映して以下の点が判明しました。
・「完全抽選予想枚数」はBB期間に若干減る場合が有ります。
・「実配分枚数」が判明するのは上場3ヶ月後ぐらいになります。
・仮条件の上限で決まらない場合、配分枚数が減る事が多いです。
・いちよし・丸三証券は配分枚数5枚未満は抽選対象外です。
・岡三証券は配分枚数5枚未満はステージ抽選だけの可能性高い。
岡三オンライン証券は1枚が完全抽選、その他がステージ抽選。
今回の実配分枚数を反映して判ったのですが、野村證券主幹事
のIPO信和の完全抽選が6%しか無かったのです(通常は10%)
この銘柄は、仮条件の上限で決まらなかった不人気銘柄でした。
IPO信和の事例を踏まえて、先日抽選結果が出ましたリートIPO
タカラレーベンは、予定抽選枚数よりも応募数が少なかったにも
関わらず落選(補欠)続出でした。
IPO株の配分ルールを当て嵌めると、主幹事SMBC日興証券では
BBが抽選配分枚数まで積み上がらなかった為、予定の配分枚数
を減らした為、補欠当選者が続出したと考えられます。
リートIPOタカラレーベン落選(補欠)の記事はこちら
実際に数字を拾って比較検証する事で様々な事が判りますね。
今後も定期的に配分枚数結果を反映して行きます。