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8月は円高ドル安の月?トランプ利上げ批判発言から2018年8月のドル円相場を予想

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最終更新日: 2018-7-25

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  • トランプ大統領は利上げによるドル高に不満爆発

    先週の金曜、7月20日にトランプ大統領が米利上げを批判してからそろそろ1週間が経とうとしています。

    113円台にタッチしていたドル円相場は、それからあれよあれよと円高に動き110円台まで下落しましたね(´×ω×`)

    黄色いが7月20日(金)トランプ発言で急落した部分

    黄色いが7月20日(金)トランプ発言で急落した部分

    現在は何とか111円台前半まで戻ってきました。

    FRBが米利上げ観測を後退させる可能性は低い

    一人の大統領が為替への介入ともとれる発言をしたこと、それがトランプ大統領だったこと。

    後者の懸念が大きいですが、発言だけでこれだけドル円は下落しています。

    しかしながらトランプ大統領の発言を受けて、FRB(連邦準備制度)が実際に利上げを遅らせる可能性は極めて低いと考えられます。

    第2四半期に入ったあと、景気拡大ペースは加速しています。平均時給も微弱ながらも伸びてきているので、利上げを鈍化させる理由がないんです( ・`ω・´)キリッ

    日本風に言えば、パウエル議長がトランプ大統領に忖度する理由がないってことですね。

    8月は円高ドル安の月?過去10年間のデータで比較

    しかしながら「円高は一時的なもの!」と楽観視できるほど、懸念材料がゼロな訳ではありません

    基本的に為替の世界で8月は、「円高ドル安になりやすい」と言われています。

    8月が円高ドル安になりやすい理由

    8月が円高ドル安になりやすい理由

    なぜかというと8月は、米国債の償還・利払いがあるからです。

    その利子を円に両替する為に、大量のドル売り → 円買いが発生することに起因していると言われています。

    為替の世界では定説とされているため上記に便乗したトレーダーも加わり、8月は結果として円高方向に傾くといった現象が起きやすいんです。

    2008~2017年までの8月ドル円相場の推移

    「定説と言っても今のドル円相場にも言えるの?」私もそんな疑問から直近10年間の8月ドル円相場を見てみました!

    年月 始値 終値 結果
    2017年8月 110.24円 109.96円 ▲0.28 円高ドル安
    2016年8月 102.05円 103.42円 +1.37 円安ドル高
    2015年8月 124.00円 121.22円 ▲2.78 円高ドル安
    2014年8月 102.78円 104.05円 +1.27 円安ドル高
    2013年8月 97.86円 98.15円 +0.29 円安ドル高
    2012年8月 78.10円 78.37円 +0.27 円安ドル高
    2011年8月 77.41円 76.58円 ▲0.83 円高ドル安
    2010年8月 86.37円 84.16円 ▲2.19 円高ドル安
    2009年8月 94.70円 93.01円 ▲0.7 円高ドル安
    2008年8月 107.84円 108.75円 +0.89 円安ドル高
    【USDJPY】:外国為替 - Yahoo!ファイナンス

    2008年8月から昨年2017年8月までの動きを見た結果、円高:円安はなんと「5:5」と均一になりました。

    現代のドル円相場では定説とさわれているほど、大きな影響はないのかもしれません。

    しかしながら更に過去にさかのぼってみると、2000年~2009年までの10年間では円高がなんと8回という結果になります(´×ω×`)

    「80%で動きがわかる月」と言われたらFXトレーダーにとって、そんなにもうれしい月はありませんね。

    トランプ大統領は8月のタイミングを狙ったのか?

    トランプ大統領が「夏・8月に向かって円高になりやすい」という事を考慮して、このタイミングで利上げ批判発言をしたのであれば相当計画的で執念深さを感じます。

    貿易摩擦や為替介入など猛進しているトランプ大統領

    貿易摩擦や為替介入など猛進しているトランプ大統領

    もちろん本気でトランプ大統領は貿易赤字を埋めるために躍起になっていますから、自分が望む円高のためなら手段は択ばないですよね(´×ω×`)

    さらにトランプ大統領の発言以外にも円高要因は存在します。

    米国債利回りの「逆イールド」によるリセッションの可能性

    先日記事にした米国債利回りの「逆イールド」によって、アメリカが景気後退(リセッション)する可能性が出てきました。

    逆イールドは、リセッションの前兆とも言われています。景気後退となれば、利上げ所ではなくなりますしドルが売られ円高になる可能性は極めて高いです。

    日銀の緩和修正でも円高に

    7月30日(月)・31日(火)に控える金融政策決定会合を前に、緩和を柔軟化するとの一部報道を受けて23日に長期金利が上昇 → ドル円は円高に動きました。

    「日銀が長期金利の誘導目標の柔軟化を検討する」という報道が20日夜に流れたんです。これは日銀から正式に発表されたものではありませんでしたが、当面現状維持が続くと思われていただけにサプライズとなりました。

    G20中に寝耳に水となった黒田総裁

    G20中に寝耳に水となった黒田総裁

    タイミング的にもトランプ大統領の批判発言と連なって、予想外に市場を動かしてしまいましたね(´×ω×`)

    物価が引き続き厳しい現状なので月末の会合でも現状維持を貫いてきそうですが、サプライズ的な動きをとったあとなので十分に気を付けたい場面です( ・`ω・´)キリッ

    発表の内容次第では、日銀の思惑とは違う方向へ進む可能性もありますからね。

    8月もトランプ大統領次第か?

    直近10年のデータから8月のアノマリー的な動きは、ほぼ影響を受けないことがわかりました。

    これを理解しているのといないのでは、とっさのトレードに影響が出てきます。

    引き続き突発的に相場が動くような状況が続きそうなので、今月末・8月と警戒を緩めないようにしましょう(๑´ω`๑)♡

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    ニックネーム:メイ
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    出身地:埼玉県
    職業:FX専業トレーダー
    自己紹介:家庭菜園を育てながらFXをする事に生きがいを感じている専業トレーダーです!ドル円をメインにFX初心者さんへ分かりやすく為替の情報を発信しています。

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