昨年末ビットコイン価格は過去最高値の230万円に到達し、世間一般から注目を浴びた。そのタイミングでビットコイン投資へ参入した人も少なくないだろう。しかし、その後価格は大幅に下落し、およそ70%を失った。しかし、多くの暗号通貨専門家は、依然ビットコインへの投資は遅くないと考えている。

Tom Lee氏「現在の価格は大きなブルシグナルだ」

ニューヨークに拠点を置く株式リサーチプロバイダーFundstrat Global AdvisorsのTom Lee氏は現在のビットコイン価格が200日の移動平均を30%下回って取引されていると指摘した。これは非常にポジティブなシグナルであると話す。

彼は、ここでビットコインを購入することができると6ヶ月以内に90%の利益を得ることが可能だと考える。また、ポジティブなニュースが出ればより価格の上昇が見込めるとしている。

彼はこれまでにもビットコイン価格に対して多くの大胆な発言をしてきている。
トム・リー氏「ビットコイン価格は年末までに25,000ドルに達する」

Tom Lee氏は2020年までにビットコイン価格が91,000ドルになると予想

Barry Silbert氏「ビットコイン価格は底を打っている」

Digital Currency GroupのBarry Silbert氏は2019年ビットコインのインフラが整いビットコイン投資への参入が増えると考えている。機関投資家の参入が見込めるとしている。

彼はすでにビットコイン価格は底を打っていると考えている。価格が「底を打った」と考える投資家は彼だけではない。
ヘッジファンドオーナー、「ビットコインは今が買うのに適切な時期だ」

また、機関投資家向けのサービスが続々と発表されている。
スイスの証券取引所は暗号通貨取引所の運営を開始、資本市場インフラの新しい時代の始まり。

Coinbase Coustodyがローンチ。世界中の適格金融機関とヘッジファンドに暗号通貨投資を

Patrick Gray氏「ビットコインの成長率は従来の企業と比べモノにならないくらい大きい」

HashChain TechnologyのCEOであるPatrick Gray氏はビットコイン最高価格から70%の価値を失ったが、依然成長率は大きいと考えている。

彼は「暗号通貨のアダプションは現在0.2%で、年間100%倍増しています。この率でいけば、今後10年間の可能性と機会が広がります。景気後退にもかかわらず、そのような成長の可能性と成長率は見過ごされるべきではありません。」と話す。

Boris Schlossberg氏「ビットコインが価値保存手段として受け入れられる」

BKアセットマネジメントのBoris Schlossberg氏はブロックチェーン技術が「主流の金融業界にさらに浸透していくようになると、ビットコインが価値保存手段として受け入れられることができる」と語った。

ビットコインが技術的開発に集中しているように見える中で、当面は簡単に8,000ドルを超えることができると話した。

ビットコインは多くゴールドと比較され、「デジタルゴールド」呼ばれることもある。最近ではゴールドとビットコインのチャートの形がよく似ていると話題になっている。

ゴールド市場シェアの一部をビットコインが奪うとしたら時価総額は3倍になる?

最近では、ビットコイン先物商品の上場を行ったシカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)により、米国証券取引委員会(SEC)に対しビットコインETFの申請が行われた。
CBOEはSECに対してビットコインETFを申請。承認されれば価格の高騰の可能性も

SECはビットコインとイーサリアムは有価証券に分類しないとの見解を示しており、今回のETF承認に大きな期待がかかっている。

参考資料:http://cryptocurrencymagazine.com/why-its-not-too-late-to-invest-in-bitcoin 

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