【勘流雑感】
日銀金融政策決定会合は、長短金利水準を据え置きながら長期金利目標についてある程度の上下を許容する方針、ETF買い入れについても年間6兆円ペースを据え置いた上で日経平均連動型を減らし、TOPIX連動型を増やす方針を決定した。これを受けて出口戦略への言及に身構えていたドル円は111円台後半まで反発。マスコミの悪意が通じない自民党総裁選において安倍首相の再選確率が高まった事も外人部隊の買い気を促すゆえ、本日の日本株は戻りを試す動きが期される。
今晩から週末にかけての米雇用関連指標が良好なものとなれば一気の23,000円オーバーも目されるが、気がかりなのは米ナスダック市場のリバウンドの甘さ。米市場引け後のアップルの決算で流れが良化すれば問題ないが、トランプ氏の自由貿易破壊行動による多国籍企業の将来的な業績不信が拭えぬようなら昨日述べた一進二退にも警戒したい。
さすれば、本日の先物はお付き合い程度の資金枠にて22,450円までを買い下がり、大半を60−80円の小掬い狙いに処す。22,400円割れは撤収。個別に関しては ここ数日でチャートが崩れた銘柄やチキンレース化している銘柄は度外視し、背後関係のしっかりしているもののみに種を撒いていくが善かろう。
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【勘流銘柄】
□ 3996 サインポスト

7/30 3055円より 7/30 3,360円 +305  9%高
AI・フィンテック関連としての切り口、公共機関や金融機関向け事業の手堅さを煽った、、、、、、、、、、、、、、、、による梃入れが期される。6月底打ち後の段階的な底値固めによるチャートの安定性も魅力。昨日のヒステリックな材料株需給における押し目買いも確認されているゆえ、本日もサロン提唱価格までを坦々と買い戻されたい。

□ 昨日からの6000番台
先週●曜の良好な決算を見直した水準訂正の仕掛けが入っている。テーマ株が将来を嘱望される地合いではないゆえ、10−20%程度の利益目標となるが、市場が右往左往する様を俯瞰しながら戦局拡大を図るまでの繋ぎとしてはうってつけ。本日からの□ 新たなる短期指向とともに種蒔きに勤しまれたい。

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会員制情報サロン GSvs勘助
評論家にとっての有望銘柄と勝ち組にとっての有望銘柄は似て非なるもの。仕込みゾーンや撤収要件など売買戦術にも固執しながら皆でその他大勢からの脱却を図られたい。新規買い提唱は大まかに週2,3銘柄。

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