イーサリアムのソフトウェアの新たなアップグレード「Constantinople」の実装が近づいている。過去のバージョンとの互換性がないハードフォークとしてアップグレードが行われる。正確な日時やブロックナンバーは未定だが、10月に開かれるカンファレンス「Devcon4」までにアップグレードが完了する予定だ。

Constantinopleは、イーサリアムの開発ロードマップにあるMetropolisの2つ目のアップグレードだ。Metropolisは、昨年10月に行われた「Byzantium」と今回の「Constantinople」の2つに分かれている。Constantinopleに移行することでMetropolisが完了する。

Constantinopleに移行すると、ネットワークが最適化され取引処理効率などが改善される。これにより取引手数料も低く抑えることができる。イーサリアムファンデーションによると、ConstantinopleにはEthereum Improvement Proposal(EIP)の210と145などが含まれている。

イーサリアムのクライアントであるGethを開発するPéter Szilágyi氏は、Constantinopleのアップグレードに向けた準備は順調に進んでいることを明かしている。

今回のConstantinopleに移行するためのハードフォークは、開発ロードマップに記載されている内容通りのアップグレードであるため、昨年行われたByzantiumへの移行時に行われたハードフォーク同様、ブロックチェーンが分裂する可能性は低い。一方、イーサリアムには、The DAOのハッキング事件をきっかけにブロックチェーンが分裂した過去がある。

イーサリアムの開発者は、Metropolisを経て最後のアップグレード「Serenity」の開発に取り掛かることになる。Serenityでは、現在のコンセンサスアルゴリズムであるプルーフ・オブ・ワーク(PoW)がプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に変更される。さらにスケーリング問題を解決するために、ノードの取引検証作業を分業化する技術「Sharding」が実装される予定となっている。

昨年、仮想通貨市場の盛り上がりとともにユーザーが増加したことで、現在イーサリアムのネットワークの効率化が強く求められている。イーサリアムの開発ロードマップを参考にすると、FrontierとHomesteadのアップグレードはすでに完了し、今回のConstantinopleによりMetropolisも完了する。残すアップグレードはSerenityのみとなっており、2014年にイニシアル・コイン・オファリング(ICO)を行いスタートしたイーサリアムプロジェクトは最終章に近づいているといえる。

参考資料:https://btcnews.jp/5za4aveq17829/ 

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