2018年8月15日(水)~2018年8月17日(金)に立会外分売実施が予定されている、デファクトスタンダード(3545)の分売詳細情報です。 480 2016年8月にマザーズ新規上場。 すでに東証一部への市場変更申請を行っており、今回の実施でおおむね要件を満たすことになります。 現在の板は150枚、発表前の出来高平均は100枚程度と流動性はそこそこ。 株価は700~1,000円とレンジでの値動きとなっています。 PER22.92倍・PBR2.15倍の株価は、同業他社と比較してやや割高。 一日に50円以上動く日もあるなど、ボラティリティが高い。 年間配当は無配。 株主優待はありません。 今期業績は売上+15.0%・利益+9.3%と、二けた増収増益予想。 市場変更狙いによる実施はポジティブ要素となりますが、流動性が物足りなく、発表後も改善されていないことが不安材料となります。 反発水準の700円付近まで調整すれば、短期でのリターンが狙えるかもしれません。 出来高がもう少し増えないと安心して参加できず、現状のままだと見送る予定です。 本日市場の地合いは一旦回復しましたが、明日の分売による需給悪化が懸念されて大きく売られております。 出来高も本日は大きく増加しており、なんとか捌くことができると思われます。 ただ現在お盆の閑散相場で、思ったよりも買いが入らない可能性もあります。 私も明日の板気配で買い板がしっかりとあれば、参加する予定でいます。デファクトスタンダードの立会外分売詳細
銘柄名 デファクトスタンダード(3545)【東証マザーズ】 発表日 2018年7月30日(月) 分売予定日 2018年8月15日(水)~2018年8月17日(金) 分売実施日 2018年8月15日(水) 売買単位 100株 申込上限 100株 信用区分 信用 分売枚数 2,500枚(250,000株) 発行株式数比率 約2.7% 分売総額 2.07億円(分売発表日終値ベース) 分売価格 702円 割引率 2.09% 分売目的 市場変更の為の形式要件の充足 デファクトスタンダードの株式データと推移
発表日終値 829円 発表日出来高 131枚 分売前日終値 717円 分売前日出来高 801枚 予想PER 22.92倍 実績PBR 2.15倍 株主優待 なし 予想配当利回り 無配 デファクトスタンダードの業績データ
2018年9月(予想) 2017年9月 2016年9月 売上高(百万円) 12,091 10,514 9,627 営業利益(百万円) 439 331 当期利益(百万円) 332 304 207 ROA(%) – 7.72 7.69 ROE(%) – 9.45 10.03 自己資本比率(%) – 81.7 81.7 デファクトスタンダードの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
今回が初めての分売実施となります。分売目的
ただ流通株式比率が35%に満たないため、再度売出が行われると思われます。流動性
株価・ボラティリティ
5月には「越境EC関連」として注目されて、一時1,000円台を付けています。配当金・株主優待
業績
直近の3Q決算で判明した経営利益進捗率は71%と、前期を上回って業績上振れ期待あり。総合評価(立会外分売発表時点)
評価 C(5)
ただ株価は割安ではなくボラも大きいので、単価の割にリスクは高そうと言えます。
それでも高い割引率で分売価格が700円付近となれば、当日の板次第で参加を決めるつもりでいます。総合評価(立会外分売前日時点)
評価 C(6)
割引率は渋いですが、発表日から15%安となり値ごろ感があります。
直近安値での値決めであり、短期でやや売られすぎの水準でもあるため、一旦の反発が期待できそうです。
下値リスクは小さいですが、慎重に行きたい方は明日の板気配を見てからの参加が良さそうだと思います。