おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。原油在庫の過剰感からシェブロンが売られた他、米中貿易摩擦の激化を重石とするキャタピラー、ボーイングが相場の重石に。ナスダックはアマゾン、フェイスブック、シェアーズが買われて小幅に7日続伸。

NYダウ 25,583ドル −45、ナスダック 7,888 +4

米10年債  2.961% −0.011、NY原油 66.94 −2.23
為替 110.93円/ドル、日経先物 22,570円 −60

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□ 本日の展望 : 模様眺め
ドル円の軟勢を嫌気した売り優勢のスタート後、引けにかけては明日未明からワシントンで開催される日米貿易協議(FFR)目前にした様子見色の強い流れが本線。想定レンジは22,500〜22,700円台前半。10:30発表の中国7月消費者物価に関しては、本日の7月貿易収支への関心の低さからは無風通過が本線。

主な決算予定 : 1803 清水建設、1963 日揮、2432 DeN
A、3624 アクセルマーク、3753 フライト、3853 インフォテリア、4222 児玉化学、4344 ソースネクスト、4385 メルカリ、4613 関西ペイント、4651 サニックス、4901 富士フィルム、5233 太平洋セメント、6177 AppBank、6481 THK、6619 Wスコープ、7762 シチズン、8729 ソニーFH、8830 住友不動産、9418 USEN、9449 GMO、9726 KNT−CT、6081 アライドアーキテクツ

★ 本日の戦略 :  週内は肩の力を抜いてポジション調整!
昨夕触れた「円売り、日経先物買いポジションの巻き戻し」については一過性の需給調整の可能性が高く、
日米貿易協議(FFR)に関しても基軸通過国メリットを棚に上げた米国サイドの横暴は回避され、日本株にとって下支え要因となる流れを本命視しています。よって、押し目買い主体の大局強気スタンスを継続。

ただし、直近の中国やイランに対するトランプ政権の強圧度アップ、その主要因の一つであるトランプ氏の白人至上主義を踏まえれば、対米輸出車関税の大幅引き上げを含む日本にとってネガティブな結果 → リスクポジションの巻き戻し加速への懸念も軽視しにくいところ。

そのため、FFR後の上下や物色対象にヤマをかけた大勝負は避け、3割+アルファの余力維持、ストレス玉・弱トレンド銘柄の見切りによる保有銘柄数の絞り込み、手仕舞い条件の徹底などにより下押しにも備えていってください。

【ウォッチ銘柄】
△ 6773 パイオニア
カルソニックカンセイなど複数企業に支援を要請し、資本・業務提携を検討中との報道。割り切り対象でケア。

△ 6440 JUKI、34●●
半導体や機械セクターは現状で信頼度が落ちますが、ともに〜(略)〜だけに、商船三井(9104)同様に押し目買いスイング狙いで注目。

★ 本日からの新主力銘柄
先月下旬の決算をきっかけとする外資系ディーラー筋による水準訂正が期待されます。ハイテク・機械・自動車など外需系景気敏感セクターの手掛けにくさ、内需系主力株の上値の重さも潜在的な素材セクターの追い風。※ 当観点から昨日手仕舞いの東海カーボン(5301)も中長期スパンの突っ込み買い狙いで継続注視。

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『 固執と見切りのバランス!』

では 本日もよろしくお願いします。