本日の日経平均は大幅続落。寄り前発表の4−6月期GDPはコンセンサスを上回ったものの、日米新貿易協議の結論持ち越しや週末要因にて実需買いが様子見色を強めたところに、SQ通過後の先物に大口売りが散発して22,272円(−325)まで下落。SQ値は概算で22,655円。

東証主力株は半導体、機械、海運を中心に概ね軟調。中小型株は 5357 ヨータイ、7552 ハピネット、7744 ノーリツ鋼機、3431 宮地エンジ、6330 東洋エンジ、3284 フージャース、6412 平和、9418 USENなと東証1部銘柄の他、5304 SECカーボン、6881 キョウデン、6079 エナリス、4287 ジャストプランニングなどに短期資金が流入。

日経平均 22,298円 −300、Topix 1,720 −20
225先物(9月限)22,300円、為替 110.98円/ドル
NYダウ先物 25,391ドル −102

big (22)

【ウォッチ銘柄】
△ 4028 石原産業
9月中間期経常損益予想を1億円の赤字から30億円の黒字に上方修正。

△ 4047 関東電化
9月中間期経常益予想を35.5億円からコンセンサスを1割上回る44億円に上方修正。

その他、好決算中小型株のワンチャンス狙いでは ケネディクス(4321)、アイフィスジャパン(7833)、〜(略)〜に注目。

■ 後記 : 日経平均のテクニカルは持合い下放れにより22,000円の攻防が視野に。明日未明に再開される日米新貿易協議(FFR)にてマイナスインパクトを回避できれば、週明けは日経平均こそ急反発が期待されるものの、個別全般にとっては戻り売りが重石となりそうです。

もっとも、直近のディフェンス重視策にて余力を空けていただいている方にとっては「決算発表ピークアウトによる歪な需給動向の終了」により、取り組みやすさが増してくるはずですので、奇策を避けた正攻法にて堂々とマーケットに対峙していってください。

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