本日の日経平均は大幅続落。トルコ・リスクへの警戒感から売り先行でスタートすると、NYダウ先物・ドル円・上海総合指数の軟勢も重石に13時台には21,851円(−446)まで下落。14時台には売り方の買い戻しにより21,900円台好感まで切り返す場面もあったものの、引けにかけては売り直されて21,857円で取引を終了。東証主力株は素材・エネルギーセクターや外需系景気敏感セクターを中心にほぼ全面安。

中小型株は 4028 石原産業、3926 オープンドア、5912 OSJB、2453 JBR、5351 品川リフラクトリーズ、4390 IPS、3356 テリロジー、6787 メイコー、3641 パピレス、4925 ハーバー研究所など好決算銘柄に局所的に資金が流入。それ以外はマザーズ指数の年初来安値更新が象徴するようにリスク回避売りの連鎖が顕著に。

日経平均 21,857円 −440、Topix 1,683 −36
225先物(9月限)21,890円、為替 110.27円/ドル
NYダウ先物 25,187ドル −144

■ テクニカル : 先週末のMACD陰転に続いて、均衡表の雲下限割れが新たに強めの売りサインとして追加された「戻り売り優位」の形状。下値は21,500円付近、上値は22,200〜22,500円レンジが強めの抵抗帯として意識されます。

big (5)

【ウォッチ銘柄】
△ 6095 メドピア
18年6月期経常益予想を2.25億円から3.8億円に上方修正。

△ 4301 アミューズ
19年3月期経常益予想を32億円から39.9億円に上方修正。

△ 3623 ビリングシステム
18年12月期経常益予想を1.7億円からコンセンサスを若干上回る2.73億円に、期末配当予想を12.5円から17.5円に上方修正。

▼ 4385 メルカリ
決算を嫌気した軟勢を継続。マザーズ指数への寄与度が大きいだけに、市場マインドの浮沈を確認するためにも当面は横目で注目。

▼ 8001 伊藤忠、7261 マツダ、7012 川崎重工、6501 日立、6301 コマ
年初来安値更新銘柄。戻り売り対象。

■ 後記 :トルコ・リスクに関しては、マイナス材料としての警戒期間は数日から1週間程度とみていますが、その間の日経平均下値メドや「イタリアやギリシャ懸念へと派生の有無」に関しては不透明な状況です。

よって、明日の22,000円付近までのリバウンド局面では小口手仕舞いにより余力を高めつつ、〜(略)〜 ! 
   (会員サークルより
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