おはようございます。

昨日のNY株式市場は4日続落。リバウンド優勢でスタートしたものの、10日線が控える25,400ドル付近で上値を重くすると、引けにかけてはトルコリスクへの警戒感から売り直される展開に。個別ではGE、ダウデュポン、IBM、JPモルガンなどが指数の重石に。ナスダックもネットフリックス、シアーズが売られて続落。

NYダウ 25,187ドル −125、ナスダック 7,819 −19
米10年債  2.876% +0.018、NY原油 67.20 −0.43
為替 110.68円/ドル、日経先物 22,060円 +170

big (9)

□ 本日の展望 : リバウンド優勢 − 外部環境
「4日で800円強の大幅安」の反動によるリバウンド優勢の展開へ。想定レンジは21,900〜22,100円。11時発表予定の中国7月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資に関しては、中国政府の意向により数値の組み換えが可能なため「コンセンサスなりの着地 → 相場の下支え」が本線。

ただし、実需買いが見送られる中での売り方の買戻し主導の反発となりますので、上海総合指数の一段安、中国経済指標の悪化、為替市場の混乱など弱材料への過剰反応 → 21,800円割れもリスクシナリオとして念頭に。

主な決算予定 : 3323 レカム、3623 ビリングシステム、3900 クラウドワークス、3920 アイビーシー、7717 Vテク、9419 ワイヤレスゲート

★ 本日の戦略 : 戻り売り → 底打ち確認!
トルコ・リスクの悪材料としての賞味期限は数日〜1週間程度とみていますが、当面の個別株全般はテクニカル悪化や市場マインドの軟化がネックとなる「日経−アルファ」の推移が予想されます。

トルコ・リスクがイタリアやギリシャ懸念、欧州金融不安などに派生した場合の数週間スパンの下落トレンド入りに対しても油断は禁物。

よって、本日のリバウンド局面は小口手仕舞いによる余力確保を優先しながら、全体需給の底打ち感を待って強気度を上げていくイメージで臨んでください。※ 銘柄数の絞り込み、手仕舞い条件の徹底もそのまま。

昨日買い増し(買い直し)を計った★☆Sラボ3銘柄は リバウンド初期を買い増し → 一段高で回転を交えるスタンスで。※ 慎重派の方や維持率に不安の残る方は上記「前場中の一部売却」メインで取り組んでください。

☆ 本日からの新スポット銘柄
本業の将来性の高さを見込んだ背後資金の動向、中長期上昇トレンドと短期的なボラティリティの高さなどを念頭に、まずは数週間での3割高狙いで仕込みを開始!

【ウォッチ銘柄】
△ 9517 イーレックス
900億円を投資して世界最大級のバイオマス発電所の事業化に取り組むとの報道。

『 ‘想定’もバランス重視で!』

では 本日もよろしくお願いします。