本日の日経平均は反発。米中通商協議が商務次官クラスの再開されるとの発表を好感した昨日の騰勢を引き継いで寄り付き早々に22,340円(+148)まで上昇すると、引けにかけては22,300円を挟んで 極端に低調な商いが示す様子見色の強い展開に。東証主力株は買い優勢。1963 日揮、9107 川崎汽船、4543 テルモ、6101 ツガミ、6481 THK、8028 ユニーファミマなどが前日比3%超の上昇に。

中小型株は 7748 ホロン、3264 アスコット、4597 ソレイジア、8789 フィンテックグローバル、6166 中村超硬、6551 ツナグソリューション、などが商いを伴って急騰。

日経平均 22,270円 +78、Topix 1,697 +10
225先物(9月限)22,260円、為替 110.87円/ドル
NYダウ先物 25,607ドル +15

■ テクニカル : 昨日安値(21,871円)から400円強の上昇により短期底打ち気配を高めているものの、10日線に上値を押さえられたためにトレンド陽転判断は先送り。5日線に上値抵抗を示しているマザーズ指数もアヤ戻しの範疇。

big (11)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 9268 オプティマス
19年3月通期純利益予想を10.28億円から15.48億円に上方修正。

☆ スポット5000番台銘柄
こちらでは本日寄り前コメント経由でご紹介。寄り付き2,908円から高値3,090円は即日6%強の上昇に!買えた方は良かったですね。

ハイボラ銘柄ですので細かい回転も要されますが、好調な3Dプリンタ出力関事業に加えてカテーテル関連事業の将来性に絡めてアナリスト評価も良好なだけに 安値で買えた分の一部は中長期スパンで取り組むのも面白そうです。

big (12)

■ 後記 : 今週の展望にて「日米新貿易協議(FFR)の無難な通過によるプラス面を、トルコを主戦場とするトランプリスクへの警戒感、テクニカルや市場マインドの軟化などマイナス面が凌駕する21,700〜22,500円レンジの軟調地合い」と見立てた今週の日本市場は、トルコ・ショックを重石に21,871円〜22,300円レンジで推移。

今朝方お伝えしたように(首脳レベルではなく)商務次官クラスの米中通商協議再開が買い材料視される日柄は短いと判断していますが、トルコ情勢を警戒する動きもピークアウトしている可能性が高いため、来週は「22,000円台の持ち合い+アルファ」が本命視されます。

個別に関しては、月初から今月半ばまでの決算への過剰反応、先週後半の日米新貿易協議への警戒、今週のトルコ・リスクの見極め・・・と強気度を上げにくい環境が続いていますが、今日は“物色の正常化”兆候が散見されていますので、粘り強く対処していく予定です。

※ 来週の展望はこちらで日曜午前中までに更新、無料メルマガは同15時配信予定です。
            
button3

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらもよろしくです!☆ スポット5000番台銘柄は今だけこちらで公開中!