【勘流雑感】
先週末の米株は米中協議の再開を利用した買い派の梃入れで25,600ドル台まで続伸。本日の日本株は上値は重いながらもしっかりとした経過が期される。ただし、明日からの米中協議そのものに進展の余地は小さいため、中国の知的財産権侵害に対する木曜からの米国の制裁強化により再び22,000円を割り込む動きに注意したい。また、トルコに対するヘッジファンドの仕掛け売りは峠を越えており、当面は先週ほどのマイナスインパクトは生じぬとみているが、長期に渡るマスコミとポンコツ政治家の洗脳によって悲観的な国内投資家心理が蔓延しているゆえ、個別に関しては日経以上の需給の脆さを想定しておくが上策。

さすれば、先週末22,300円付近をショートで入り、その後の22,100円割れで即転が効いたであろう先物に関しては、本日も22,300前後から22,400円までを売りゾーンとし、半数を80−120円幅狙い、残りを22,000円割れに備えて回すが善かろう。個別に関しては現金枠を多めに残した試し買い、反撃の機を窺いながらの殿戦の気構えを継続。

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