【勘流雑感】
昨日の米株は米中通商協議への期待感や好調な企業決算がフォローとなり、S&P500は過去最高値を更新。米国の政治経済は不安が増す一方だが、トランプ乱心で売られ、その改善気配で大きく買われる傍迷惑な好サイクルを継続している。週末のパウエルFRB議長の会見も単なる従来からの断続的な利上げ方針を繰り返すだけになろうが、トランプ氏のドル高抑制発言にて調整を交えた後だけにドルは再び騰勢を増していこう。米株高とドル高円安だけであれば日本株にとってはプラス寄与が予想される。白人至上主義を根っことするトランプ氏の中国撲滅意欲は陰ることはなく、新興国からのリスクマネー流出傾向が日本にまで及ぶ場合には日経平均の21,000円近辺まで下値は避けられぬものの、今週を持ちこたえれば来週は上値の軽い流れが期される。

さすれば、本日の先物は22,400円までを売りゾーンとし、下落時は昨日の売り玉も含めて大半を80−120円幅の即転狙いに処す。22,450円オーバーは半数撤収後に売り直しの機を窺う。個別は買い陣営の日和見が顕著となっているゆえ、その他で触れている銘柄群も含めた順張りスタイルで挑まれたい。

【勘流銘柄】
(その他)
8946 ASIANSTAR、3966 ユーザーベース

勘流銘柄の回転が効いていないだけにその他までとするが、それぞれに上値追いを目す動きがあるようだ。MRT<6034>も押さば買い乗せ。ボロ株ではレカム<3323>、9●●3も注目。昨日寄りから26%高のNFK<6494>は利れ先行。

何かしら参考になっていれば是非に 
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空けられぬ