おはようございます。

昨日のNY株式市場は続落。コンセンサスを下回った7月新築住宅販売や「米中双方による160億ドル相当の関税引き上げ」を嫌気する動きは限られたものの、ロシア疑惑や選挙資金法違反などトランプ政権内の問題がネックとなり、前日からのテクニカル調整を継続。個別ではキャタピラー、ボーイングなど中国関連が軟調。ナスダックはエヌビディアが買われた一方ネットフリックス、シアーズが売られて小幅に反落。日経先物は111円台を回復したドル円が下支えとなり22,500円水準で取引を終了。

NYダウ 25,656ドル −76、ナスダック 7,878 −10

米10年債  2.827% +0.004、NY原油 67.83 −0.03
為替 111.24円/ドル、日経先物 22,490円 +80

big (7)

□ 本日の展望 : FRB議長の講演待ち
今晩のジャクソンホールにおけるパウエルFRB議長の講演待ちの様子見ムードの中、9月利上げを示唆した水曜のFOMC議事録公開後のドル円の騰勢を追い風とする買い優勢の展開がメイン。想定レンジは22,300〜22,500円台後半。米中通商交渉の結果によっては上下にブレる場面も軽めに警戒。

★ 本日の戦略 : 続・軽めの強気度アップ!
パウエルFRB議長の講演を含む週末の外部環境悪化に対しては、3割+アルファの余力維持、保有銘柄数の増やしすぎや飛び乗り買いNGなどでケア。

一方、重要イベント通過による警戒感の緩和、日経平均とドル円のテクニカル良化、
“物色の正常化”には、本業面の裏付けのある「流動性高めの好テクニカル銘柄」をポジションの柱とした押し目買い、上昇時の売りすぎ注意スタンスで対応。※ 東証主力系と中小型株の保有率は 2:1  〜 2:1とするバランス型がおススメ。

★ 5486 日立金属をはじめ、★☆Sラボ4銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

『 局所戦よりも大局観を重視! 』

では 本日もよろしくお願いします。