ドル円が利上げ示唆から111円台に戻った今週のFX収支 +119,800円
最終更新日: 2018-8-26
1分でわかるこの記事の内容
- FOMC議事要旨とジャクソンホール会議で利上げ示唆
- FRBが9月の利上げ決定を示唆したということは…?
- ジャクソンホール会議でも利上げを正当化!
- でもトランプ大統領の圧力で利上げ停止論が浮上?
- 来週は対中追加関税 第3弾の動向に注目!
- 私の今週のFX収支はこちら
FOMC議事要旨とジャクソンホール会議で利上げ示唆
今週もお疲れさまでした!8月も最終週ですが、まだまだ暑いですね(´×ω×`)
さて今週はFOMC(連邦公開市場委員会)議事録の発表とジャクソンホール会議でFRB(米連邦準備制度理事会)パウエル議長の講演がありました!
その両方で「近い将来の利上げ」が示唆されたことによって、ドル円は111円台に突入しました(✻´ν`✻)
週明け21日(火)には一時109円台に入っただけに、少し円安に動いて一安心ですね。
では、今週のドル円相場の詳しい解説と来週以降の相場についてみていきましょう!
近い将来=9月に利上げ決定示唆
8月22日(水)にFRBは、7月31日-8月1日のFOMC議事録を発表しました。
その中で、堅調な景気拡大を背景に「利上げが間もなく適切になる」と述べ来月9月25日・26日のFOMCでの追加利上げが示唆されました。
9月に利上げがあれば2018年3度目となる
9月に利上げが行われると今年3度目の利上げとなりますが、これは単に利上げ=ドル高という流れだけではありません。
9月に行われれば、年4回利上げもFRBは視野に入れていることになります。3か月おきに利上げが行われているので、このまま堅調な流れでいけば12月に4回目の利上げも十分に考えられますね。
ジャクソンホール会議の講演でも利上げ正当化
FOMC議事録に次いで、8月24日(金)に行われたジャクソンホール会議の講演でもFRBパウエル議長は「段階的な利上げの正当性」を主張しました。
これによってドルは買われて、111円台に戻ってきましたね(✻´ν`✻)
- ジャクソンホール会議とは:アメリカ・ワイオミング州のジャクソンホールで毎年8月に開催される経済政策シンポジウムのこと。各国中銀の総裁などが金融政策などについて議論する場。
ちょっと余談ですがジャクソンホールとは、建物の名前ではなく地名だって知っていましたか?
観光地としても人気がある谷がある街ジャクソンホール
私もFXを始めたばかりの頃は「ジャクソンホールっていう会館のような建物に集まって議論しているんだな」と思っていたのですが、自然豊かな街の名前なんですよ(๑´ω`๑)♡
FXのみならず金融業界全体から注目されているのが、このジャクソンホール会議なんです!
そこでもFRBは利上げに対して意欲を見せたので、ドルが買われたという訳ですね。そうなると気になるのがあの人の利上げ嫌いです(´×ω×`)
トランプ大統領の圧力で利上げ停止論が浮上?
まだ記憶に新しいですが、先月7月20日にトランプ大統領はCNBCのインタビューの中で利上げを批判する発言をしました。
トランプ大統領が利上げを嫌う理由↓
FRBの利上げ姿勢とは反して、トランプ大統領の利上げ停止圧力も今後増してくることが予想される中で「2019年で利上げが打ち切られるのでは?」というメディアの声が増えてきました。
これにはトランプ大統領とFRBの対立以外にも、もう1つ要因があるからです。
2008年12月にFRBがゼロ金利政策を導入するきっかけとなったのがリーマン・ショックです。もう10年も経つんですね(´×ω×`)
そのリーマンブラザーズが倒産した時の金利とほぼほぼ同じ水準まで、利上げが行われてきました。
ジャクソール会議の中で9月利上げを示唆しながらも「段階的な利上げを続けてきた政策に、転換期が来ている」というニュアンスを含ませました。
FRBとしても今秋から「いつ、どの水準で利上げを停止するか?」を議論していきます。
その議論にトランプ大統領の意見がどう反映されるか?によって、期間と規模が変わりますね。
こちらの問題に関しては、年内利上げ回数を加味してもう少し様子をみる必要がありそうです( ・`ω・´)キリッ
来週は対中追加関税第3弾の行方に注目
来週も米実質GDP(改定値)の発表など、注目の経済指標の発表があります。
それに加えて23日(木)に発動された対中追加関税第2弾に続いて、アメリカは第3弾の発動姿勢も崩していません。
中国としては米中首脳会議に持ち込んで「休戦」を狙いたい所ですが、トランプ大統領はその時間稼ぎもさせない姿勢ですね(´×ω×`)
111円台に入ったといってもまだ貿易摩擦の懸念は継続中ですから、来週こちらに動きがあればまた円高要因となります。
中間選挙が近くなっているだけに、トランプ大統領の動きは十分警戒してトレードをしましょう(๑´ω`๑)♡
DMMFXでキャッシュバック中
なんとDMMFXで口座開設した人は、ここでしかもらえない私の特製レポートがゲットできます!
レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡
もちろん口座開設で「もれなく4,000円」のキャッシュバックも継続中ですよ(๑´ω`๑)♡
2018年8月20日(月)~8月24日(金)のFX収支
この記事を読んだ人はこちらも読んでいます
私がメインで使うDMMFX!条件達成でキャッシュバック中(PR)
コメント (2)
-
1. バルサラ
損小利大のために実行するべきことは何でしょうか?徹底した損切や、トレール注文等を駆使した利益確定等でしょうか?
-
2. メイ
>バルサラさん
コメントありがとうございます!
一言でいえば、損を小さくするために損切りを早めること。利益を拡大させるために待つこと。の2点ですね。
でもこれが難しいですよね(´;ω;`)
もうご存知かもしれませんが、人間は元々損切りしたくないと考えてしまう生き物です。人間のメカニズムを理解することが一番近道になるかもしれません。
↓
FXで利食いが早すぎて損切りが遅い人の特徴・損失回避性について解説
これを理解してもなかなか損小利大を実現することって難しいですよね。
いっそのこと損小利大を追わないのも手だと思います。損を少なくしようと損切りを早めたため、その後転じて利益になったケースもあるのではないでしょうか?
あまりにも1つの事に固執しすぎると人間頑固になるためよくないです。少し意識をズラしてトータルでみたら結果、損小利大だったというパターンが一番望ましいですよね(✻´ν`✻)