小さいことなので大々的にアピールしてないという感じなのかもしれませんが、カブドットコム証券が端株取引手数料をこっそりと値下げしています。

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もともとは約定代金2万まで105円、その後0.7%加算でした。今回の変更で今まで端株では最低手数料を謳っていたマネックス証券と同等になります。個人的には同等ではなくて少しでも安くして欲しかったけど、ギリギリの手数料なんでしょうね。

最近は株主優待で長期優遇や、長期保有でないと優待を出さない企業が増えてきました。対策の一つとして端株で保有しておいて、株主番号を変えない、名簿に載るといった状況を作ることができます。

端株(単元未満株)で賢く株式投資。端株の有効利用について

だんだんと優待クロス取引をする人が増えてきて、期末だけ一見様株主が増えることにより上場企業もコストなどを考えて対策している状況です。もちろんクロス取引でなく現物保有などに切り替える手もありますが、現物株を持つほどでもない場合には端株で繋いでおくという人も多いでしょう。

私も一旦端株保有にしておいて、株価下落で現物にしてもいいかと感じた場合に買うなどしています。あまりに優待欲しさにサクッと株を買う行動を取ると「優待につられて損をする」状況も増えてきています。

最近はスマホ証券など、株をより分かりやすく少額取引できるといった新しいタイプの投資方法も用意されていますが、少額から取引するなら昔から証券会社で端株を用意しているわけですし、もう少し認知されて投資初心者が株取引に馴染む環境になればいいですね。

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