トレードの通貨ペアを絞る方法

FXで取引できる通貨ペアはたくさんあります。

通貨を組み合わせた数だけ通貨ペアは存在するので、主要8種だけでも28ペアあります。

今回はやりやすい通貨ペアを強弱から選択する方法と動きやすいものから選ぶという2種類の方法を紹介します。

通貨ペアを絞り込む理由

EURUSDやUSDJPYはドルストレートだからいいよとか流動性が高いからいいよとか聞きますが、勝てなければ流動性すら無意味になってしまいます。

もちろん、勝てても流動性が低ければそもそも動かないじゃんという話ですが、それは後で解説します。

通貨ペアを絞り込むことによってやりやすい通貨ペアを選択する必要があります。

いくら流動性が高い通貨ペアを選択していても動かない時は動かないので、動きやすい通貨ペアを選択するほうが賢明です。

通貨ペアの値動きの詳細

USDJPYが上昇している時

  • USD大上昇・JPY上昇
  • USD上昇 ・JPYレンジ
  • USD上昇 ・JPY下降
  • USDレンジ・JPY下降
  • USD下降 ・JPY大下降

USDJPYの上昇というだけの動きでもこれだけのパターンがあります。

値動きの詳細を理解した上でペアの選択方法に移ります。

通貨ペアを絞る〜強弱でペアを絞る〜

各通貨の強弱で通貨ペアを選択する方法です。

先程の通貨ペアの値動きの詳細を元に考えると、大上昇と大下降の通貨ペアでトレードすると効率がいいということがわかります。

しかし、そのためには大上昇の通貨を見つけないといけません。

そこで各通貨ペアのチャートを見て点数をつけていくとわかります。

各通貨ペアの点数の付け方

  • それぞれ勝っている通貨と負けている通貨に点数をつける
  • USD***のようになっている通貨ペアで上昇している場合はUSDに1点、***に-1点
  • ***USDのようになっている通貨ペアで上昇している場合はUSDに-1点、***に1点
  • USD***のようになっている通貨ペアで下降している場合はUSDに-1点、***に1点
  • ***USDのようになっている通貨ペアで下降している場合はUSDに1点、***に-1点
  • これをすべての通貨ペアに対して実行する
  • 一番点数が高い通貨が最強で点数が低いものが最弱ということになる

最強の通貨は大きな上昇をし、最弱の通貨は大きな下降をします。(していましたorしてますと書くほうが正しい)

点数の計算が煩わしい場合

過去記事でも紹介しましたku-chartを導入することで解消できます。

過去記事で導入方法は書いていませんがどのような画面なのかわかります。

(2017.7.12)_カナダ銀行政策金利でのトレード

2017年7月13日

導入方法は調べれば出ますのでガチ勢は検索して導入してみてください。

強弱で通貨ペアを絞るメリット/デメリット

メリット

  • 勢いがある通貨同士なので最大効率で出来る
  • 勢いにまかせて飛び乗ってしまってもそれなりに動く

デメリット

  • 損切り幅が大きくなりがち
  • 勢いがなくなるタイミングはわからない
  • 逆行するときも激しい動き

メリットもありますがもちろんデメリットも目立ちます。

損切り幅が広くなりがちです。

更に、勢いがなくなるタイミングまではわからないので天井で掴まされたらなかなかのダメージを負います。

勢いが弱くなったらすぐに撤退するなどの工夫が必要です。

通貨ペアを絞る〜動きやすい通貨を合わせる〜

これはku-chartで作ることができるku-powerというオフラインチャートを利用します。

これの導入方法に関しても調べれば出てきますのでガチ勢のみ導入してから読み進めてください。

ku-powerは各通貨ペアの値動きから計算して単体の通貨をチャートにしたものです。

(2017.7.12)_カナダ銀行政策金利でのトレード

2017年7月13日

関連記事でも画面のスクリーンショットがあります。

主要8通貨を単体でそれぞれ表示しています。

これを分析して、動きやすいものやタイミングを取りやすいものを選ぶというのが今回紹介する方法です。

流動性の低さをカバー

流動性の低い通貨でも動くときは動きます。

単体の通貨で動きやすい状態になったら反対側へ動く通貨と組み合わせることで流動性の低さをカバーできます。

流動性のあるEURUSDがレンジであれば、動かないEURUSDでトレードするより、流動性が一時的に上がる通貨でトレードすればいいだけです。

分析方法

長期足の押し目を待って短期足のトレンドが崩れるところを取りに行きます。

これは過去記事でも書いている手法です。

上位足のどこを見て下位足でどう考えるのか

2018年8月11日

単体のチャートも同じ考え方でチャートを見ていきます。

上位足のチャートで押し目を探します。

この記事を書いているタイミングの単体チャートです。

クソデカなので拡大して見てください。

残念ながら動いた後です。

動いた後なので後づけ解説になりますが、リアルタイムで見ていた場合はこうするという感じで解説します。

まず気になるのがAUD下げトレンドの押し目

黄色い◯で囲った辺りで戻している最中に、下位足のチャートを見て準備しておきます。

1つ目の◯部分がこれ

こうゆうところでAUD絡みの通貨ペアを選択してトレードすればいいです。

いい感じに上昇しそうなチャートはCADです。

実際のAUDCAD4時間足チャート

ここでトレードした形跡に気づきましたw

拡大すると見えます。赤い矢印と点線です。

こちらはAUDCAD15分足チャート

この後で二つ目のチャートの部分になります。

そこを拡大すると。。。

見てれば取れそうです。

左端に先程の利確した矢印が見えるようにスクショを撮っています。

このように単体のチャートを分析することによって動きやすい通貨ペアを絞り込むことが出来ます。

最後に

長々と説明してきましたが絞り込みの方法は、強弱か押し目戻り目を探すという2択です。

強弱でのトレードはリスクが大きいので指標発表時など動くことがわかっている時に使うことが多いです。

普段はいつ動くかわからないので、なるべく近々で動きそうな通貨ペアを選択するという方法を取ります。

普段:いつ動くかわからないから動きやすい通貨ペアを絞る

指標:動くのはわかってるから最大効率のペアを絞る

こんなイメージです。

ここまで書いてあれですけど、これはあくまで僕のやり方でみんなうまくいく方法ではないです。

聖杯は決してこの方法ではないので勘違いしないようにしてください。

聖杯はあなたの中に

 

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