前場の日経平均は続落。先週末のNY市場でのリスク回避ムードを受けて9:30過ぎに22,727円(−137)まで下落すると、売り一巡後も中国財新8月製造業PMIのやや弱めの着地、上海株の軟勢も重石となり、22,700円台で弱含む展開に。

東証主力株は機械・素材セクターを中心に売りが優勢。中小型株も様子見色を強め、9424 日本通信、3245 ディアライフ、3960 バリューデザインに局所的に資金が流入。

□ 午後の展望 : 売り優勢
今晩のNY休場の影響で商いが盛り上がりにくい中、テクニカル&市場マインド悪化がネックとなる軟調地合いがメイン。上海株の下振れに際しては先物主導で22,700円を割り込むシーンに要注意。

■ 午後の戦略 : 続・攻め急がずに全体需給を俯瞰!
日経先物こそ外部環境の改善に際しては買戻しによる相応の反発が期待される一方、先物に関しては漫然としたリスク回避ムードにより「単発的な上昇 or 持続的な軟勢」リスクが懸念されます。

よって、含み損の大きい銘柄や「買い増し意欲のないストレス玉」を大胆に外して余力を確保しながら、好トレンド銘柄の押しを丹念に拾っていってください。

では 午後もよろしくお願いします。