本日の日経平均は続落。寄り前発表の4−6月期法人企業統計では経常益が過去最高(前年同月比+17.9%)を記録したものの、米中貿易摩擦を中核とする米国の通商政策の不透明感、コンセンサスを下回った中国財新8月製造業PMI(50.6)や上海総合指数の軟勢が重石となって13時台に22,684円(−170)まで下落すると、引けにかけての戻りも限定的に。

東証主力株は 5801 古河電工、4063 信越化など素材セクターや 6506 安川電機、6101 ツガミ、6146 ディスコなど機械セクターを中心に概ね軟調。中小型株も様子見ムードが強い中、3558 ロコンド、3960 バリューデザイン、3652 DMP、9424 日本通信、3245 ディアライフに短期資金が流入。

日経平均 22,707円 −157、Topix 1,720 −15
225先物(9月限)22,710円、為替 110.91円/ドル
NYダウ先物 25,972ドル −16

■ テクニカル : 5日線に上値抵抗を示した長めの陰線が、10日線(22,651)や20日線(22,490円)付近までの値幅調整リスクを示唆。200日線(22,408円)を割り込む場合には22,000円付近までの本格調整トレンド入りに警戒。

big (6)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
▼ 1435 TATERU
顧客データ改ざん問題を嫌気してストップ安。スルガ銀行(8358)の件にしても、東京五輪に絡めた不動産投資が既にピークアウトしている事を示唆。

△ 7956 ピジョン
7月中間期経常益はコンセンサスを11%上回る116.79億円で着地。

△ 4579 ラクオリア創薬
勘助氏注力中。逆行高にて一時1,600円台まで上昇。

△ 9519 レノバ
昨日のメルマガでも「テーマ性の高い好トレンド旧Sラボ銘柄を押し目買いスイング狙いで継続注視」としましたが、本日も利確売りを消化しながら好ムードを維持。

■ 後記 : 依然としてテクニカルは「22,000円台後半のレンジ相場」優位の形状ですが、個別株全般では「日経ーアルファ」が顕著に。

よって、日経22,400円割れやドル円の110.50割れを目安としてきた‘ディフェンス重視シフト’を予定よりも早めるべく、テクニカル軟化銘柄に関しては「手仕舞い条件の切り上げと戻り売り」をご検討ください。3割前後の余力維持やストレス玉の大胆な縮小はそのまま。もちろん、好トレンド銘柄の強気スタンスは不変!
  (会員サークルより >>Sラボ参加案内 

では 本日もお疲れ様でした。


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