coincheck

仮想通貨を始めるなら
Coincheckがおすすめです!

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

スマホからでも購入可能!1,000円からでもOKです!

ニュース

【翻訳】2017年第2四半期のブロックチェーン界隈に関するレポート 【その1】

投稿日:

仮想通貨ブログランキング

仮想通貨ブログランキング参加中。

応援クリックお願いします。


仮想通貨ランキング

どうも社畜です。

今回は、CoinDeskが2017年第2四半期のブロックチェーン界隈に関するレポートを発行しましたので、翻訳し概要を記載しました。なお長くなっておりますので、2部構成とさせていただきます。本日は第一部、パブリックブロックチェーンに関するレポートです。なお、このデータは、2017年6月までのデータなので、進化が早い仮想通貨界隈においてすでに古くなってしまっている情報もあるかもしれませんが、データを分析する上では非常に役に立つものばかりなので、是非見てみてください。

今回は、パブリックブロックチェーンに関するレポートの翻訳と簡単な解説をさせていただいております。それではご確認ください。

参照:https://media.coindesk.com/uploads/2017/09/state_of_blockchain_q2_2017.pdf

 

※ちなみに、おおまかに記載されていた内容は下記になります。

・仮想通貨の時価総額はすでに4倍になっており1000億ドルに到達。

・仮想通貨の時価総額の構成は劇的に変化しつつあり、イーサリアム、リップル、ダッシュなどの暴騰が目立つ。ビットコインの時価総額の比率はすでに半分以下に。

・ブロックチェーンICOの資金調達は、VCの総取引量の3倍以上位なっている。

・ビットコインやイーサリアムなどの主要なブロックチェーンでは使用が増え、一日に50万件以上のトランザクションが発生。1ドル以上の手数料が発生している。

・仮想通貨に関する用語の検索トラフィックは過去最高に到達。

 

各々の、定量的なデータを見たい方は下記読み進めてください。

 

目次

パプリックブロックチェーンに関して

※パブリックブロックチェーンとは、ビットコインやイーサリアムなどの、大衆での利用を前提としたブロックチェーンのことです。よく一般的に口にされるブロックチェーンはこのことを指します。

2017年第2四半期のパブリックブロックチェーンのトレンド

・結合されたパブリックブロックチェーントークン評価額は1,000億ドルを超え、Q2より前の250億を超えることは無い。

・ビットコインは、イーサリアムや、リップルなどの長期保有資産が劇的に成長することで、市場の支配力をさらに大幅に強めた。

・世界の取引量は、地域・取引所・通貨の種類の面で多様性を加速し、拡大している。

・トークンの売り上げは、今四半期に50件を超える取引と基金で7億ドルの価値があり、現在は流動性が高い。

 

ブロックチェーンに関する資産は劇的な収益性をみせ、既存の資産を圧倒

2017年度の仮想通貨の資産に投資した際のリターンです。ビットコインは150%、仮想通貨全体での収益性は445%という信じられない結果となっています。金や、米国株式、不動産よりも遥かに高い収益性です。これは仮想通貨の認知度が劇的に広まったことから考えれば、当然の結果といえます。価格が上がるかわからないハイリスクな状況で、投資できれば、大きな収益を上げることが出来ました。

※今回のデータ全てに言えることですが、現状、時価総額の計算方法は簡単ではないらしいので、このデータを単に鵜呑みにするのは良くない旨の記載もありました。

 

仮想通貨の時価総額は4倍に!時価総額は1000億ドルを突破 。

今年4月に259億ドルだった仮想通貨の時価総額は、7月末に981億ドルに到達。驚くべき上昇を遂げています。

内訳としてBTCが40億ドル、EHTが30億ドルとなっており、国際送金サービスを行っているウエスタンユニオンの総額が10億ドルということを考慮しても、以下に市場が育ってきているかが顕著に分かる結果です。

しかし、クレジットカードで有名な、世界的な決済技術を提供している会社であるVisaの200億ドル、資産としての価値が非常に高いと言われている金の7兆ドルと比較すると、まだまだ市場規模が小さく、仮想通貨のテクノロジーの将来性を時価総額と照らし合わせたときに、まだまだ成長する可能性を感じさせてくれます。

 

ビットコインの仮想通貨内での時価総額比率は大きく下がってきている

グラフは共に仮想通貨におけるビットコインの割合(折れ線)とビットコイン時価総額とビットコイン以外の時価総額です。左が2016年3月からの図、右が今年の4月からの図となっています。

上記グラフを見ると、アルトコインの暴騰により、BTCの比率が一気に下がった印象です。これは、ローンチされる仮想通貨が増え種類が爆発的に増えたこと、また一定の利益を得たユーザーがさらに利益を伸ばそうと、まだ価格が低い通貨への投資をしているという背景があり、このような結果となっているといえるでしょう。それでは、今後、ビットコインの割合はどうなるのでしょうか?私の考えとしては、これから更に多くのアルトコインが誕生し、種類が増えることで、一定の比率までは、時価総額は下がるものの、多くのアルトコインが淘汰されることでビットコインの仮想通貨市場での比率は一定の割合(25%くらい?)に保たれていくような気がします。これは、ビットコインが基軸通貨であるという前提の元に成り立つ話なので、例えばリップルが世界中で決済手段として使われることで、基軸通貨となった場合は、この限りでは無いでしょう。つまり、この考察でなにが言いたいのかというと、BTCはアルトコインが増え、取捨選択が繰り返さえる過程の中で、少しずつ確実に価格を伸ばしていくということです。

 

主要な仮想通貨は、2017年において、年率1000%となっていて、一日5%を超える値動き(ボラティリティ)がある。

この異常な価格の暴騰が現在、バブルと言われる所以ですね。株式等では、価格が1円動けば、暴騰暴落と言われる中で、この状況はまさに異常と言えるでしょう。

 

トランザクション(取引)の回数は一日に約50万回に

内訳を見ると、BTCのトランザクションが半数を超えています。これを鑑みる、ビットコインとイーサリアム以外ののアルトコインは、あまり取引されずに保有されていることがわかります。

 

主要なブロックチェーンプロトコルで平均トランザクション手数料が1ドルを超える。

現在ビットコインを始めとした従来のブロックチェーンシステムを採用しているコインは、取引が増加したことにより、スケーラビリティの問題に直面しています。1回の取引手数料はなんと1ドル超。缶コーヒーが買えますね。特に一回の取引に$2.4も払わないと行けないBTC。この問題の解決が待たれます。

 

グーグルトレンドで、仮想通貨関連の用語が検索された回数が、今までに無いほど大きく急上昇

従来は、ビットコインの名前が独り歩きしていた印象ですが、現在は、ブロックチェーンというシステムに対する興味や、暗号通貨という市場そのものに興味を持っている方が増えているのが特徴的です。

 

主要仮想通貨の大きなイベントがトークン価格引き上げを中心に注目を集めた

仮想通貨の時価総額が大きく上がるのは、やはりサミットなどの大きなイベントがあった前後のようです。とは言え、大抵は「噂で買って事実で売る」だった印象も強いです。サミットなどの前後はチャンスですが、しっかりと内容や期待値を考慮した上での投資を考えていきたいですね。

 

新しいプロジェクトが誕生し、既存のアセットが成長することにより、ブロックチェーンのエコシステムはカテゴライズ可能に

現状、パブリックブロックチェーンはこの5つの使用に分類できるとのこと。

 

①暗号通貨

=BTCなどの紙幣としての価値を重視されている、いわゆる一般的な仮想通貨

 

②非中央集権型プラットフォーム(アプリケーション)

=イーサリアムを始めとしたブロックチェーン上にシステムを加えたアプリケーション

 

③匿名系暗号通貨

=取引の追跡が不可能な通貨

 

④非中央集権取引所

=取引所に頼らずにトレードが可能

 

⑤相互運用型

=イーサリアムで契約の実行を履行して、支払いをビットコインを利用するような相互運用を可能にするハブ的なもの

 

現状、パブリックブロックチェーンの中でもこんなにも多くの分類があり、開発競争を繰り広げています。

 

パブリックブロックチェーンの代表格とも言えるビットコインとイーサリアムのレポートをまとめます。

 

ビットコイン

重要イベントまとめ

ビットコインの主要なイベントと価格の推移です。こう見るとかなり順調に推移していたことがわかります。特に。May23のニューヨークアグリーメントが決議されたタイミングで一旦価格は下るものの、スケーラビリティの問題が落ち着きを見せる事を考えてか、価格が飛躍的に伸びています。

 

世界的な取引量は、中国政府の規制後正常に

2017年初頭まで、資金を国外へ逃したい中国人のBTC需要により、かなりの割合を占めていました、しかし中国に規制が入ったこり割合は正常に。これも後の暴騰の要因の一つだったのかもしれないですね。

 

トレードボリュームは以前に比べ、より分散されて来ている

以前は、USDやCNYが主要だったビットコイントレードですが、現在市場を牽引するのは日本。(特にビットフライヤーでFXを実施している層が多い模様です。)

 

ハッシュレートとマイニングディフィカルティは40%増。過去最高に

ビットコインのマイニングに、今まで以上のパワーが必要となっていますね。マイニング事業を始めるDMMやGMOはとんでもないレッドオーシャンに足を運んでいるのか、それともまだまだ開拓の余地があるのか、何にせよ個人的には日本企業に頑張って欲しいと思ってしまいますね。

※下記参考までに

その他スケーラビリティの問題に関しても記載ありましたが、そちらに関しては、改めてスケーラビリティ関する記事をUPしたいと思います。

 

Ethereum

続きましてイーサリアムに関するレポートです。

 

イーサリアムの時価総額一時350億ドルを突破

左がイーサリアムの誕生から今までの時価総額、右が4月からの時価総額。イーサリアムは4月から脅威の515%を記録しています。

主要なイベント

この急成長の時期にICOにて多くの仮想通貨がイーサリアムのブロックチェーン上で動くことが発表されたり、XRPとともにアルトコインブームの火付け役になった感がありました。特にバンコールのICOの直前の値動きはすごいことになっています。

 

イーサリアムの取引量が急激に上昇

上記の図から急激な取引の増加が伺えます。これが示す問題として、ビットコイン同様にスケーラビリティの問題が挙げられます。取引手数料の増加と、取引スピードの遅さを解決する事が、既存のブロックチェーンの課題と言えるでしょう。

 

イーサリアムの取引高の割合はBTCとKRW、USDが拮抗

2017年第2四半期のイーサリアムの取引割合です。Q1では、BTCが58.8%を占めていましたが、ここではKRW(韓国の通貨ウォン)の台頭が目覚ましいです。今後イーサリアムを使った韓国独自の通貨が誕生したりするのでしょうか?特に韓国や中国の取引量はダイレクトに価格に反映されることが多いので、取引の割合を見ることは投資においてとても重要と近頃は感じています。

 

イーサリアムのアドレス数が300万を突破

個人的な感想としては、まだ300万かという印象。世界中の人にその価値を認められた場合、まだまだ増えると思います。

 

多くのICOの価格がUSD建てで著しく増加。しかし、イーサとビットコインに関しては桁違いの成長を遂げている

イーサをICOから購入した場合、は95,035%の成長を遂げています。100万円分買っていれば、ほぼおくりびとですね・・。

 

イーサリアムとDAPPプラットフォームが稼働することで、Dappsのエコシステムを構築することが可能。

イーサリアムに置ける分散型アプリケーションの分布図です。まだまだ、開発・改善の必要性がありますが、どんなものがあるか覚えておいて損はないはず。左から

・未来予測

・ゲーミング

・データ保存

・資産管理

の分野に分かれています。

 

以上となります。今回はパブリックブロックチェーンのレポートのみですが、次回(明日を予定)はエンタープライズブロックチェーン以下も需要があれば、まとめさせていただきます。

 

以上でございます。何卒よろしくお願いいたします。

 

 



-ニュース
-, ,

Copyright© 社畜投資家の仮想通貨な毎日 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.