おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続伸。李克強中国首相による更なる人民元安誘導への否定的な見解が米中貿易戦争に対する警戒感を緩和させた他、上海株や新興国通貨の上昇、米長期金利高による金融株の上昇、良好な8月住宅着工件数などが株価の押し上げ要因に。ナスダックはEU当局による規制懸念からアマゾンが売られて小幅に反落。

NYダウ 26,405ドル +158、ナスダック 7,895 −6
米10年債  3.066% +0.018、NY原油 71.12 +1.27
為替 112.29円/ドル、日経先物(12月限) 23,560円 +40

big (12)

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 先物需給
NY市場での「債券売り(金利上昇)株式買い」のリスク志向継続を好感した買い優勢のスタート後、引けにかけては利確売りと押し目買いが交錯する直近高値圏での持ち合いが本線。想定レンジは23,550〜23,800円台前半。上海株や14時過ぎに結果が判明する予定の自民党総裁選を睨んだ先物主導の乱高下にも軽めに警戒。

★ 本日の戦略 : 連休シフト → 小口逆張り!
明後日からの3連休中の外部環境の悪化や連休明けの日米重要イベントに警戒すべく、弱テクニカル銘柄やストレス玉の手仕舞い、近似テーマ・近似テクニカル銘柄の縮小などによる「3割+アルファの余力確保」を優先。

その上で、好トレンド持ち株の押し目買い増し、「売りすぎによる乗り換え先の高値掴みリスク、日米重要イベントをきっかけとする一段高」に備えた上昇時の売りすぎ注意スタンスで臨んでください。

※ 東証主力・景気敏感セクター(ハイテク、機械、自動車、銀行、不動産)は、トランプ大統領の思惑や先物需給次第の博打性の高さに変わりはありませんので、「現状の騰勢は塩漬け玉のにとっての売り逃げチャンス」と捉え、本気買いは見送るのが正攻法。また、割安感を背景とする中長期投資に関しても、現状では考察対象外とするのが得策。

【ウォッチ銘柄】

△ 9101 日本郵船、9104 商船三井、9107 川崎汽船
コンテナ船事業統合による2018年度のコスト削減効果が従来予想の670億円から900億円程度まで増加する見通しとの報道。

△ 3656 KLab
週初に触れた 3676 デジタルハーツ、6050 Eガーディアンなどとともに本日から開催される東京ゲームショウ関連の穴狙いでケア。

★☆Sラボ銘柄戦略 : 9月上旬から先週火曜までのリスク回避志向による極端な銘柄整理 → 先週水曜からの強気策回帰、★ 8473 SBI、☆ 2317 システナ、★ 5000番台主力銘柄などでの土台固めの後、「市場マインドの楽観を客観視しながら、次の仕込み場を待ち、その先の飛躍へつなげる」イメージを継続。
『 準備力が難局の成否を左右する! 』

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では 本日もよろしくお願いします。