2018-09-22 10:01 | カテゴリ:勉強や投資情報
来週はIPOが多いです。
せめてIPOマネゲは取りたいです。

■2018/09/25 (火)

[3496] :アイリックコーポレーション
【市場】東M (保険業)
【事業内容】個人及び法人向けの保険販売を行う保険販売事業、保険代理店やその他の保険販売会社に対して保険に関するソリューションを提供するソリューション事業及びシステム開発等を行っているシステム事業
【公募】総計:720,000株(公募:620,000株 / 売出:100,000株)売出株式比率:13.9%
【公開価格】1,770円
【吸収金額】14.6億円
【時価総額】71.6億円
【既存株主】ほぼ全員に解除条項なしのロックアップ
【PER】約22.5倍 営業利益率12%
【塩漬け評】システム事業はおまけで、ほぼ保険販売事業とソリューション事業で稼いでいる。ロックアップ完璧だし、小型だし初値次第だけど、マネゲ的にも投資的にもありかも。

■2018/09/26 (水)

[4398] : ブロードバンドセキュリティ
【市場】JQS (情報・通信業)
【事業内容】セキュリティ監査・コンサルティングサービス、脆弱性診断サービス、情報漏洩IT対策サービス(マネージドサービス、セキュアメールサービス、マルウェア検知サービス、フォレンジックサービス他)
【公募】総計:700,000株(公募:400,000株 / 売出:300,000株)売出株式比率:42.9%
【公開価格】750円 ※想定価格800円。想定価格割れも仮条件上限
【吸収金額】6.37億円
【時価総額】28.9億円
【既存株主】社長(11.28%)のみ解除条項なしのロックアップで、後は大部分保有の1・2位株主は1.5倍解除
【PER】約21倍 営業利益率5%(IT企業でこの水準は技術者派遣の会社並みで投資的に魅力はない)
【塩漬け評】SBIの売り抜け案件にしても、想定価格割れになるとは・・・小型なのに・・・業務内容は時流に乗ってて、売上も増え続けているが、営業利益率5%はいいビジネスモデルとは言えず、HPとか見る限り自社製品を大々的に営業している感じではなく人の技術力を売っている感じ。1・2位株主のロックアップは1.5倍で外れると思われので、公募+売出70万株と1・2位株主保有の240万株の合計310万株が売り圧力となる。マネゲ要素満載で小型故に初値高過ぎの3倍とかで寄れば、もうどうなるか分からない。1・2位株主が売るか次第だが、投資事業会社なので多分売ってくると思うけど・・・3倍で初値で1・2位株主が売ったとしたら、売り圧力は約70億円で、一気に小型ではなくなる・・・

■2018/09/27 (木)

[7326] : SBIインシュアランスグループ
【市場】東M (保険業)
【事業内容】損害保険業、生命保険業、少額短期保険業を営む子会社の経営管理及びそれに付帯・関連する事業
【公募】総計:5,710,000株(公募:4,000,000株 / 売出:1,710,000株)売出株式比率:29.9%
【公開価格】2,160円
【吸収金額】141億円
【時価総額】492億円
【既存株主】88%保有第一株主に解除条項なしの180日ロックアップで後はロックアップなし
【PER】約58.54倍
【塩漬け評】大型でスルーだし、保険はよく分からない。なんか保険株用の指標があるんですよね。買う気がないのでそこまで調べてない。

[6233] : 極東産機
【市場】JQS (機械)
【事業内容】自動壁紙糊付機・コンピュータ式畳製造装置等の自動化・省力化機器、顧客仕様による各種産業機器、特殊機能畳等の開発・販売、内装施工工具等のカタログ販売
【公募】総計:1,040,000株(公募:1,000,000株 / 売出:40,000株)売出株式比率:3.8%
【公開価格】405円
【吸収金額】4.84億円
【時価総額】21.2億円
【既存株主】ほぼ全員に解除条項なしのロックアップ180日
【PER】約7倍 営業利益率4.6%
【塩漬け評】超小型でロックアップ完璧と需給的なマネゲ要素が凄い反面、それ以外に一切買える要素がない。創業70年の老舗企業で成長してない。そのためPER7倍設定だが、小型なので初値が軽く3倍以上で寄るので意味がない。この手の銘柄は配当が3%以上ならインカムゲインもありだが、配当も低いし、前述のように初値が3倍以上なら配当利回りはかなり低くなる。初値高すぎで買える勇者だけの需給戦のド短期マネゲか?!

■2018/09/28 (金)

[7038] : フロンティア・マネジメント
【市場】東M (サービス業)
【事業内容】経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、経営執行支援、事業再生支援
【公募】総計:520,000株(公募:270,000株 / 売出:250,000株)売出株式比率:48.1%
【公開価格】2,260円
【吸収金額】13.5億円
【時価総額】64.4億円
【既存株主】VCなしで売りそうな大株主には解除条項なしの90日ロックアップ
【PER】約20倍 営業利益率10%
【塩漬け評】コンサルとM&A支援の売上が大部分で半々ぐらい。日本M&AセンターやM&AキャピタルのM&A専業に比べると営業利益率は低いが成果報酬で業績がブレ易いM&A事業だけでないのはいい事。二倍で寄ればPER40倍は投資的には厳しいが直近の成長が大きいのでいいかもしれない。不人気で安く寄れば買いたい。

[3612] : ワールド
【市場】東1 (繊維製品)
【事業内容】婦人・紳士・子供服等の企画販売等
【公募】総計:16,683,000株(公募:14,850,000株 / 売出:1,833,000株)売出株式比率:11.0%
【公開価格】2,900円 ※想定価格3630円から20%ディスカウントの公開価格
【吸収金額】536億円
【時価総額】1049億円
【既存株主】第一位株主(29%保有)がVCでなんと売出もしてないしロックアップも掛かってない・・・売る気満々。その他は解除条項なしのロックアップ180日
【PER】約9倍 営業利益率5.7%
【塩漬け評】再上場のVCイグジット案件。成長もしてないし公募割れでも買いたくない。



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