2018年9月月間収支記事 +320,000円
最終更新日: 2018-10-1
1分でわかるこの記事の内容
- 長らく続いていた貿易摩擦の懸念が後退!
- アメリカの対中・対日貿易摩擦が発展した
- 日米貿易協議(FFR)と日米首脳会談が円安の引き金に!
- FRBは利上げペースを維持&ドルの強さも維持
- 2018年10月このまま円安が維持されるのか?
- 10月は「暴落月」?まずは米9月雇用統計に注目
長らく続いていた貿易摩擦の懸念が後退!
9月も終了し、今日から10月です!真夏が厳しかった埼玉もすっかり秋めいてきました(✻´ν`✻)
台風が過ぎ去ったばかりですが、今年は自然災害が本当に多いですね。関東も大きな地震に見舞われないか心配です。
今年も残すところ3か月となりましたね!まずは9月のドル円相場見てみましょう!
9月は「上値が重い」と言われながらも、こうやって1ヵ月のチャートを見ると順当に円安ドル高に動いてきたように見えます。
終わってみれば2018年の中では、4月に次いで円安が進んだ月でしたね(✻´ν`✻)
では2018年9月のドル円相場がどのように動いたのか?おさらいしましょう!
アメリカの対中・対日貿易摩擦が発展
今年のドル円相場を左右している1番の要因は、貿易摩擦による懸念です。
アメリカ・中国共に9月24日(月)に第3段となる報復関税を発動しました。
トランプ大統領は「第3弾の関税に対して中国が報復をすれば第4弾(中国の輸入品全てに制裁関税)を発動する」と豪語していました。
米中貿易摩擦はまさに泥沼化している…
その後は第4弾に関して言及はしていませんが、米中の貿易摩擦はまさに泥沼化しています。
この問題は2017年以前からも尾を引くものですが、2018年に入り1月にアメリカがセーフガード(緊急輸入制限)を発動したあたりから貿易摩擦が激化しました。
その影響は、ドル円相場にもリスクオフ=円高ドル安として出ていましたね。
米中の貿易戦争が世界に発展して「世界規模の貿易戦争に発展するかも?」という懸念が大きかったためです。
もちろん日本も他人事ではありません。8月に行われた日米貿易協議(FFR)は最終的な結論を9月に持ち越され、ついに先日開催となりました。
日米貿易協議(FFR)と日米首脳会談が円安の引き金に
先週25日に日米貿易協議、26日に日米首脳会談が開催されました。
もちろん話のメインは、日本がアメリカに輸出している自動車に関する関税についてです。
安倍首相の功績か?関税は先送りに!
日米首脳会談が行われた結果、「自動車輸出への25%関税の実行を回避する」ことが決定されました。
日本は、中国のようにアメリカと関税合戦をしないで済むということですね(๑´ω`๑)♡
日本の輸出にとって、自動車産業は大きいです。もし今回関税が決定していたら日本へのダメージも大きく、貿易摩擦の懸念から株安・円高に動いていたと考えられます。
株と為替の関係はこちらの記事へ↓
何より今までどの国に対しても強硬姿勢を示したいたトランプ大統領の態度が変わった=「貿易摩擦による懸念が後退した」と市場では捉われ、リスクオフムードが一気に和らいだと言えます。
FRBは利上げペースを維持&ドルの強さも維持
貿易摩擦の後退と共に、ドル円が円安ドル高に動いたもう1つの要因がFRB(米連邦準備制度)の利上げペース維持です。
先週25日・26日で開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)では、今年3回目の利上げ実施と今後の継続的な利上げについて言及がありました。
パウエルFRB議長も「労働市場が引き締まり続け、経済活動が力強い速度で拡大していることを示している」とし、今後の景気拡大に大きな自信を見せています。
もちろんその裏には、ドルの強さがありますね。ドルインデックスを見ても未だに高水準を維持しているのがわかります。
このドルの強さと当面の利上げペースが示されたことで、現在ドル円相場はリスクオンムードとなっています。
2018年10月このまま円安が維持されるのか?
9月の後半で一気にリスクオフからリスクオンへと移行した感がありますが、まだ両手を上げて喜べるレベルではありません。
アメリカはまだ中国との貿易摩擦が決着していませんし、対EUともそうですね。
利上げに関してもトランプ大統領は、利上げ否定派です。基本的には円安ドル高を嫌うので、また利上げやFRBについて発言があるかもしれません。
トランプ大統領が気にしている中間選挙まで後1ヵ月
そしてトランプ大統領がマニフェスト実現のために躍起になっている中間選挙が、11月6日(火)に迫っています。
中間選挙って何?という方はこちら↓
現在アメリカの各州では、中間選挙の予備選挙が行われています。しかしながらトランプ大統領が率いる共和党の候補が次々と敗れています。
「女トランプ」と呼ばれたアリゾナのケリー・ワード元州上院議員や「米国一タフな保安官」ことジョー・アルパイオ元保安官も敗れています。
予備選挙とは、政党の公認するアメリカ大統領候補を選出するためのものです。現段階では各州での代議員を選出している段階ですね。
ここで共和党候補が敗れるということは、中間選挙がかなり不利になることを指しています。
メディアでは「トランプ大統領の共和党が大敗するのでは?」という意見も出始めています。
ここまでくるとある程度の中間選挙の行方が見えてくるため市場は先行き不安が払しょくされ落ち付いてくるのですが、トランプ大統領の事なのでまだ1ヵ月何が起きるかはわかりません。
大筋は円安ドル高で構えつつも、突発的な動きには十分に警戒するようにしましょう!
10月は「暴落月」?まずは米9月雇用統計に注目
10月の為替のアノマリーは「大暴落の月」と言われています。
あの有名な1929年のブラック・サースデ―、1987年のブラック・マンデーが両方とも10月に起きているからですね。
10月は株価が大暴落する月と噂されている…
2008年に起きたリーマン・ショックも下げ幅が最も大きかったのは、10月なんです。
そういわれるとまた円高に動いてきそうにも思えますが、10月初旬は底堅い動きで進むと思います。
そして10月5日(金)に発表される米9月雇用統計に注目です。
このまま円安ドル高で底をさらに固めるためには、市場予想を上回ってアメリカ経済が好調であることを示さなければいけません。
先ほど一時114円台に突入しましたが、これ以上の円安は雇用統計次第というところでしょうか?週後半は雇用統計前で様子見になりそうなので、しっかりとチェックしましょう(✻´ν`✻)p>
DMMFXでキャッシュバック中
なんとDMMFXで口座開設した人は、ここでしかもらえない私の特製レポートがゲットできます!
レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡
もちろん口座開設で「もれなく4,000円」のキャッシュバックも継続中ですよ(๑´ω`๑)♡
2018年9月の月間FX収支
10戦 7勝 3敗
勝率:70.0%
収支:+320,000円
取引ごとの約定履歴は、週間FX成績で全て公開しています
8月の17回トレードに比べればかなりトレード回数が減りましたね。それに伴って利益も半分くらいに…。
1回当たりのボラが少なくなっていたのは、上値が重いと疑心悪鬼にポジション時間も短くなったためだと思います。
この記事を読んだ人はこちらも読んでいます
私がメインで使うDMMFX!条件達成でキャッシュバック中(PR)
コメント (2)
-
1. カメライオン
初コメント失礼します。
翌月への分析や収益など見やすくて良いですね!
これからも更新頑張って下さい! -
2. メイ
>カメライオン
ありがとうございます!
10月はドル円も大きく動いているので、もっと利益が出せるように頑張ります><