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仮想通貨ヘッジファンドのアーリントンXRPキャピタルの創業者であるマイケル・アーリントン氏が29日、米国証券取引委員会(SEC)の不透明な規制を理由に、今後は米国市場を出てアジアに焦点を当てると発言した。CCNが報じた。仮想通貨市場に対する米国の規制の進捗状況に対して不満の声が出ている。

ニュースサイトのテッククランチの共同創業者でもあるアーリントン氏は、自身のXRPキャピタルがSECから2回目の召喚状を受け取ったことを批判。投資家としての情報収集が目的であるものの「対応するための法的なコストは少ない訳ではない」とし、次のように述べた。

米国でのディールにはもう投資しない。SECがトークンのルールをはっきりさせるまではね

仮想通貨市場で投資をしているだけなのに、ベンチャーキャピタル企業は召喚状を受け取ったり調査の対象になったりするのだという。「米国は遅れをとっている」とアーリントン氏は付け加えた。

規制のスピードが遅いことに対する苛立ちは高まっている。CCNによると、Kobre & Kim LLP の弁護士ジェイク・チャービンスキー氏は、ロビー活動の力がまだ弱いことなから米議会が仮想通貨関連の法律を通すのにはまだかかるとみているそうだ。

29日にはリップルなどを中心に米立法府に「仮想通貨フレンドリー」な法規制求めるロビー活動が起きていると報じられた。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/techcrunch-founder-outraged-at-us-sec-will-crypto-firms-also-pivot-to-asia 

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