前場の日経平均は続落。NY株の騰勢色アップを警戒して寄り付き早々に23,730円(−245)まで下落すると、先物での買戻し主導で23,900円台を回復する場面もあったものの、前引けにかけては再度23,800円割れまで売り直される展開に。主要セクターは金融株が買われた一方、素材、機械、ハイテクが軟調。

中小型株は 4398 BBSec、2673 夢みつけ隊、3441 山王が商いを伴って大幅高。新興主役クラスは総じて軟調。

□ 午後の展望 : 先物主導の二段安、連鎖的投げ売りに警戒

NYダウ先物やドル円の底堅さからは、利確売りや連休前のポジション整理を重石としつつも23,700円台では買戻しが下支えとなる底堅い推移が本線。ただし、先物主導で9月前半から上昇波動を形成してきただけに、その反動による(特段の材料がないままの)引けにかけての二段安には要注意。

■ 午後の戦略 : 続・余力残しの連休跨ぎ!
今晩のNY市場は良好な雇用統計をきっけとするリバウンド基調が本命視されますが、ドル円の騰勢に無反応な日経平均(先物)の需給悪化を踏まえれば、「来週前半も弱気優位の展開」を前提とするのがスマート。

☆★Sラボ銘柄に関しても、先週からお伝えして居る「9月からの上昇波動の最終局面、おまけの領域」を念頭に、多めの余力残しにて連休明けからのリスタートを計っていってください。
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では午後もよろしくお願いします。