前場の日経平均は続落。NY市場でのリスク回避ムードを重石に22,323円(−267)で寄り付くと、前引けにかけては22,500円付近で売り買いが交錯。主要セクターは半導体や機械が買われた一方、金融・素材が軟調に推移。

中小型株は 2157 コシダカ、9716 乃村工藝社、2379 ディップ、6731 ピクセラ、3773 AMI、3356 テリロジー、6233 極東産機、2134 燦キャピタル、9820 エムティジェネックス、4398 BBSecなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 弱い持ち合い ± 中国貿易収支
22,300円台半ばから22,600円レンジでの弱気優位の展開がメイン。昼過ぎ発表の中国9月貿易収支次第では上下にブレる場面に要注意。

■ 午後の戦略 : 続・ディフェンス重視
NYダウやドル円の反発が底打ち期待を高めているものの、膨大な売り圧力や週末の環境悪化リスクを踏まえれば「慎重策解除の前提」としては根拠に乏しい状況です。

よって、「買いそびれよりも下押しリスク」を嫌ったディフェンス重視策を優先しながら、☆ フライトHDなど極端にターゲットを絞った小口売買の継続により「思考を止めずに全体を俯瞰する」イメージで臨んでください。

では 午後もよろしくお願いします。