SBI証券主幹事の銘柄が出てくると本当に質問が多いIPOチャレンジポイントボーダーとセット配分数についてです。個人的には予測はできるけど、初値予想も含め結果が不確かなことについてあまり表で紹介するのも不利益になるかも知れないので、あまり記事にしていません。

ただ、今回は週末を挟みましたので考察ネタを書いてみたいと思います。

まずはVALUENEXの初値予想

VALUENEX(4422)のIPO新規上場情報

ブックビル前のBBスタンスと初値予想を更新しましたが、初値予想は2日目突入まで考慮した4,500円としました。この結果が当たれば公開価格1,840円として1枚あたり26.6万円の利益になります。

なお、SBI証券主幹事の銘柄はネット上では壮絶な心理戦もありますので、注目銘柄では注目されないように低い初値予想、ドボン銘柄で騙すように執拗に高い予想をして混乱させる情報を流している場合もあります。なるべくそういったものに流されないように初値予想を書いています。

私も本来であれば注目銘柄なら、自分がIPOチャレンジポイントボーダーを使うならあまり高い初値予想をしたくない心理が働きますが(少なくとも見ている方が多いサイトなので)、そういった事は考えず強気とも見れる初値予想が上記の数字です。

推定セット配分数は?

現在の複数セット配分数の流れが踏襲されるとすれば、2枚セット当選が濃厚です。

吸収金額ではなくSBI証券への枚数と人気度でセット配分が決められている印象で、割当数4000枚弱あれば過去の結果からすればかなり確度が高いでしょう。

こうなるとポイントを使って奪取すれば26.6×2万=53.2万。1撃50万以上の利益が取れるかの可能性があるIPOとみれますね。

便宜的にIPOチャレンジポイントを使って取れば50万の利益見込みのIPOと考えるといいかも知れません。

IPOチャレンジポイントボーダーは?

状況としては2日目まで行く可能性がある人気IPOですので、このところの50Pボーナスも加算すると、350P付近が第一路線かと思っています。ただ、今回は地合いが微妙で避ける人も多そうで、そこから下目にどこまでボーダーが下がるかが注目点でしょう。

厳しいとは思いますが、310Pぐらいでとって、初値が予想よりも高く60~70万の利益になれば攻めた人はラッキーですね。

SBI証券主幹事でベンチャーキャピタルが筆頭株主にいますので、そこの出処が不確かな要素です。何もなければ急騰、あからさまに大量売りが出れば案外な初値もありえます。その場合は大量の売りを処理できるとみて初値で売らない作戦もありますが・・・。

SBI証券のIPOチャレンジポイントの攻め方

複数のサイトやネット情報でIPOチャレンジポイントボーダーの予測が出ますが、あまり見すぎると不安や混乱も招くと思っているので、個人的にはネット情報を見て使うポイント数を決めるのはやめておいたほうがいいと思っています。

それよりも自分のIPOチャレンジポイントに関する1P当たりの価値を考えて、投入できるポイント数を試算、それで確実に取れそうなら攻めるのがセオリーの印象です。

今回であれば1P=1000円以上もあればいいので、あればポイント投入して狙えそうですが、1P=2,000円ですと250Pぐらいでの勝負になりますので厳しい印象です。個人的には1P=1500円の価値があれば十分だと思っていますが、今年はかなり熱かったRPAホールディングスの事がありますので、下手にポイントを使うともったいないという心理は働いていそうです。

かと言って、IPOチャレンジポイントに利用をいつまでも持っているとIPO自体が下火になった場合、次の好調期が来るのは数年後という可能性もあります。セット配分の抽選方法が変わるリスクもありますし、近頃はIPOチャレンジポイントを餌にしたキャンペーンが多くてポイントはインフレ気味です。

皆さんが納得行く形でIPOチャレンジポイントを消化できるのが一番いいですね。そういう意味ではVALUENEXでの利用で取れれば10月最注目のIPOですし、ある程度納得の行く結果になるのではないでしょうか?

私もいろいろ書きながら、BB最終日までIPOチャレンジポイントの利用を含めて悩みそうです。