おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。前日の急騰の反動にて売り優勢で寄り付くと、引けにかけては25,600〜25,800ドルレンジ内で売り買いが交錯。FOMC議事録はややタカ派色の強い(利上げに積極的な)内容となったものの株価への影響は限定的に。個別ではIBMとホームデポがダウを約130ドル押し下げた一方、金融やディフェンシブセクターが指数を下支え。ナスダックはエヌビディア、AMDはど半導体関連が売られたものの、ネットフリックスが前日比5%超の上昇となって小幅反落止まりに。

NYダウ 25,706ドル −91、ナスダック 7,642 −2
米10年債  3.206% +0.051、NY原油 69.75 −2.17
為替 112.65円/ドル、日経先物 22,870円 +450

big (26)

□ 本日の展望 : 22,000円台後半の荒い値動き
NY株安をドル円高が相殺した22,800円台での持ち合いスタート後、米為替報告書や先物需給次第の波乱含みの推移へ。想定シナリオは多岐に渡りますが、日経先物が前日の22,950円からNYタイムに22,600円台まで調整を進めた後に切り返しているだけに、23,000円トライを視野に入れた堅調地合いがメイン。


★ 本日の戦略 : 為替報告書の反応待ちの強気度アップ!
今のところFOMC議事録に起因する株式需給の悪化は回避されていますので、為替報告書に対する反応が軽微に留まれば底堅さ・買い安心感が増す環境です。

先週中のポジション縮小 → 週初からの打診買い → 昨日の買い増しにより軽めの強気度アップと展開した経緯を踏まえれば、ポジションの過不足調整を優先しながら、為替報告書発表後の地合い良化を買い増し、地合い悪化は慎重に対応する順張りスタンスで臨みたいところ

※ 日経平均の23,000円台では上値の重い展開が想定されるため、東証主力全般については「上がる ≠ 儲かる」な流れが警戒されます。よって、極力流動勢の高い、好トレンド中小型株をポジションの中核に据えて“逆手+アルファ”を計るのが正攻法。

【ウォッチ銘柄】

△ 4901 富士フィルム
NY州上級裁判所が米ゼロックス買収手続きの差し止め命令を解除。

△ 3906 ALBERT
12月期経常益予想を78(百万円)から147へ約2倍に上方修正。

『 乱局では思い込みよりも手順重視で! 』

では 本日もよろしくお願いします。