本日の日経平均は3日ぶりの反落。FOMC議事録公開後のドル円の動静を好感して寄り付き早々に22,873円(+32)まで上昇した後は、9月貿易収支における22か月ぶりの輸出額の減少、中国李首相による景気下押しリスクへの言及、上海総合指数の下振れなどが重石となり、引けにかけてはジリジリと下値を切り下げる展開に。米為替報告書は中国の為替操作国認定見送り、円高リスクを懸念させる言及を回避した事で潜在的な下支えに。

東証主力株は 6506 安川電機、6103 オークマ、6481 THKなどが機械株の他、素材、半導体セクターが軟調。中小型株は 4582 シンバイオ製薬、8909 シノケン、3776 BBT、5271 トーヨーアサノ、8925 アルデプロなど大商い銘柄の一部に現金化売りで値を崩すものが散発。

日経平均 22,658円 −182、Topix 1,704 −9
225先物(12月限)22,590円、為替 112.48円/ドル
NYダウ先物 25,627ドル −109

■ テクニカル : 節目かつ10日線が控える23,000円水準に抵抗感を示した長めの陰線により、火曜からのリバウンド基調の正念場が到来。22,600円序盤に控える5日線を割り込む場合には、売り直しによる22,000円付近までの下振れに警戒したいところ。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 6023 ダイハツディーゼル
19年3月期経常益予想を24億円から30億円に上方修正。

△ 3773 AMI
勘助氏注力中。乱高下を繰り返しながらも値持ちの良さが顕著に。主力系6000番台も好需給を継続。

☆ 3753 フライトHD 
9/21 1,290円 → 10/17 1,540円 +250 19.3%上昇
本日引け後発表の9月中間期経常損益予想は、赤字額を1.9億円から2.2億円に下方修正。現状よりも先行き妙味の大きい企業だけにこの程度の下方修正であれば先高期待は不変。ただし、本日ザラ場中に触れたようにキャッシュレス関連全般に過熱感が生じていた直後の下方修正のため過剰反応には要注意。

☆ 昨日からの新スポット銘柄
昨日の全体戦略でお伝えした「軽めの強気度アップ」へのリンク、‘トレンド陰転リスク低下銘柄’の補完などを目的に参戦。昨日の打診買い → 本日の買い増し → 6%高水準での一部利確 → 午後の押し目買い直し...と展開中。※ 早ければ明日にもこちらで公開させていただきます。現在の☆★Sラボ新規買い対象☆ 月曜から新銘柄を含めた2本のみ。予定通り、米為替報告書と主要テクニカルの更なる良化を待って次のステージへ!

では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前に是非こちらも!