【勘流雑感】
昨日の米株はボーイングとキャタピラーの決算が市場予想を上回りながらも、米国とサウジ関係の不透明感を危惧したオイルマネーの投げ売りやアルゴの売りスイッチ起動により24,500ドル台、下げ幅600ドル超まで下落。本日の日本株はCTAの先物売り、周辺マネーの狼狽売りなどがアゲンストになり、節目の21,500円割れをも試さん悲観相場が予測される。月初の24,000円台において月内の22,000円割れが予測しきれなかったゆえ、21,000円割れの可能性を否定すべきではないが、トランプ政権発足以降のNYダウ24,000ドル以下まで売られたケースは毎回急反発に繋がっているだけに、日本株も本日以降は何をどの程度どのように買うかに専心するが善かろう。

先物に関しては外人部隊の投資判断の基準が流動的な中での乱高下となっているため、小口ロングでの即転狙いで挑む。個別については昨日のクラリオンの上値追い、USENの早め撤収などの優位性を鑑み、先々を見据えた種蒔きを続行されたい。

【勘流銘柄】
■ 6796 クラリオン
10/11 1,860円より 10/24 2,344円 +484 26%高

10/11以降の日経平均が1,500円近く下落する中で、高水準の商いを保ちながら26%高を果たした功績は大きい。さすがに昨日の急伸により大半を利入れたであろうが、値ごろ感だけで不用意に乗り換えるなら本日の下げを買い戻しチャンスとして挑むが上策。

勘流中期指向としては、火曜までの流れの悪さから昨日中に撤収した経緯も鑑み、■ 本日からの新提唱の種蒔きを優先する。短期指向については □ 今週提唱の2銘柄をとおまけの □ AMI<3773>を粛々と。

何かしら参考になっていれば是非に 
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【10/9以降提唱の全勘流銘柄】


□ 3773 アドバンスト・メディア
10/9 1,970円より 10/16 2,419円 +449 22%高 
□ 6071 IBJ

10/15 780円より 10/15 853円 +73 9%高
■ 6796 クラリオン
10/11 1,860円より 10/24 2,344円 +484 26%高
■ 9418 USEN

10/16 1,150円より 10/18 1,260円 +110 9%高 

□ 6000番台短期指向
10/18 118円より 10/19 111円 −7 −6% 
□ 今週からの新提唱銘柄
手堅いテーマと背後資金の上値追い意欲に乗る

株価、業績、チャートなど周知のデータを頼りとする投資手法、乱高下銘柄でのギャンブル主体では勝ち組には回れぬ。
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