本日の日経平均は反落。ファンダメンタルズに目立った悪材料が見当たらない中、前日の大幅高の反動や週末のポジション整理、上海総合指数の軟勢などを重石に終日軟調に推移。セクター別では機械・エネルギーセクターの下げが顕著となり、6954 ファナック、6506 安川電機、6481 THK、5020 JX、6366 千代健、1963 日揮などが前日比4%超下落。

中小型株は 4565 そーせい、3966 ユーザーベース、6628 オンキョー、3569 セーレン、2372 アイロム、6197 ソラストなどが商いを伴って急騰した一方、主役クラスには連鎖的現金化売りも顕著に。

日経平均 22,250円 −236、Topix 1,672 −8
225先物(12月限)22,200円 −70、為替 113.93円/ドル
NYダウ先物 26,150ドル −50

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■ 後記 : 
今週の日経平均は、今週の展望にお伝えした「リバウンド基調の継続。22,300円、22,500円付近は強めの上値抵抗帯」に沿って推移。

ボラティリティの高め安定により前日比で200円以上の上下が常態化していますので、来週も売買難易度の高い相場付きが想定されますが、下落局面に関しては10月の経験( + 手仕舞い条件の徹底)からも速やかに対応しやすいかと思います。一方で、23,000円トライを視野に入れた上昇ピッチの加速に伴う‘早売りリスク、買いそびれリスク’の高まりに対しては意識の変化が重要に。

よって、週末を利用して
リスクマネーの動向をチェック → 日本株需給の先行きを検討 → 売買タイミングとポジション戦略の検討 → 適合する銘柄の選別...という一連の作業にて市場の乱高下に対する柔軟性を維持していってください。※ 「何を買うか」からの考察は奇策。

※ 来週のNY展望はこちらで日曜午前中までに更新、無料メルマガは同15時配信予定です
    
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では 本日もお疲れ様でした。

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